Photo: Battlestate Games

ハードコアFPS『エスケープ・フロム・タルコフ』を手掛けるバトルステイト・ゲームズは次回のワイプに向けて新たな武器の追加を示唆しており、「興奮剤」の副作用も無効化している。

全プレイヤーのセーブデータ(アイテム、クエストの進行状況、レベル、トレーダーとの信頼度など)がすべてリセットされるワイプは、前回は6月に実施されている。通常6か月ごとに行われるため、次回のワイプの実施は12月下旬になるとみられている。

また、ワイプ実施前になるとイベントが発生することが多い。

バトルステイト・ゲームズは現地時間12月20日に近接戦闘での攻撃力を強化しており、翌21日には公式ツイッター・アカウントで新たな武器「SR-2 ヴェレスク」の追加を示唆するツイートをしている。

ファンが長年待ち望んでいた「SR-2 ヴェレスク」には、ピストル「SR-1MP」と同じ口径の弾薬を使用できる。バトルステイト・ゲームズは今年7月に「SR-2 ヴェレスク」の登場をほのめかしていた。

「SR-2 ヴェレスク」が登場する日時は発表されていない。他にも、現在『エスケープ・フロム・タルコフ』では「興奮剤」を服用しても副作用が発生しなくなっている。

通常、興奮剤「L1」を投与すると、持久力、筋力、最大スタミナ値が向上するが、エネルギーと水分が減少してしまう。また、「30(b-TG)」は注意力、知覚、筋力を強化できる一方で、エネルギーが減少して手の震えが生じるため、銃の命中率が低下する。ところが、現在は興奮剤の服用でステータスの向上のみが適用され、副作用は無効化されている。

「興奮剤」は現在、通常よりも低価格でセラピストから購入できる。

最近では、『エスケープ・フロム・タルコフ』ではキルされたプレイヤーから入手できるドッグタグを、トレーダーに高値で売却できるようになっている。また、アンダーバレル・グレネード・ランチャーの追加も示唆されている。

現時点で次回のワイプ実施日は未定となっている。

ワイプが実施されると、ゲーム序盤の難易度が普段よりも高くなることがある。先月、バトルステイト・ゲームズはゲームサーバー接続先の国を選択できる機能を削除しており、難易度の高いミッションを楽にクリアできる手段がなくなっている。

その他のニュースとして、米国のゲーマー10名がアクティヴィジョン・ブリザード買収計画の差し止めを求めて、マイクロソフトを提訴したと報じられている。

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