英俳優のヘンリー・カヴィルがミニチュア・ボードゲーム『ウォーハンマー40,000』の実写映画とテレビドラマで製作指揮、および主演を務めることが明らかになっている。
『BBC』によると、『ウォーハンマー』シリーズを手掛けるゲームズ・ワークショップは現地時間12月16日に、アマゾンが『ウォーハンマー40,000』の映像化権を取得することに「基本合意に達した」と発表している。なお、正式な契約内容はまだ確認されておらず、詳細は「追って」発表されるという。
ヘンリー・カヴィルは以前、ミニチュアのフィギュアを自分でペイントしてそれらを戦わせる『ウォーハンマー』シリーズのファンだと公言している。
ヘンリー・カヴィルは発表文の中で、次のように述べている。「子どもの頃から『ウォーハンマー』が大好きなので、今回の発表は本当に特別なものになりました。このシネマティックな世界観の実写化を企画段階から牽引する機会を頂けたのは、非常に光栄であり、責任も感じています」
また、インスタグラムには次のように投稿している。「30年間、『ウォーハンマー』シリーズの実写化を夢見てきました。演劇界で22年のキャリアを積み、今ようやく自分には『ウォーハンマー』シリーズの世界を実写化するだけのスキルと経験が備わったと感じています」
「『ウォーハンマー』ファンの皆さんには、大好きなこの作品を尊重した、馴染み深い世界観をお届けすると約束します。そして、かつてないほどの素晴らしい作品をお見せできるよう努めます」
これまで『ウォーハンマー40,000』の映画化やドラマ化の企画は、一度も実現していない。
昨年、英テレビ番組『グラハム・ノートン・ショー』に出演したヘンリー・カヴィルは自身の趣味について語り、『ウォーハンマー』と『ワールド・オブ・ウォークラフト』を混同した司会のグラハム・ノートンに、両タイトルの違いを説明している。
また、先週、ヘンリー・カヴィルはジェームズ・ガンが監督を務めるDC映画シリーズでのスーパーマン役への復帰が白紙になったと明かしている。ジェームズ・ガンは、若き日のスーパーマンがスーパーヒーローになるまでの物語を描いた映画を製作する予定だと発表しているが、DC映画シリーズは今後10年にわたって続くため、将来的にヘンリー・カヴィルがDC映画に復帰する可能性も残っている。
今年10月、ヘンリー・カヴィルはネットフリックス・ドラマ『ウィッチャー』のゲラルト役を降板すると発表しており、シーズン4からはリアム・ヘムズワースが同役を演じるという。ヘンリー・カヴィル演じるゲラルトが登場する最後のエピソードは、2023年夏の配信が予定されている。
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