Photo: Battlestate Games

ハードコアFPS『エスケープ・フロム・タルコフ』では近接戦闘を中心としたワイプ前イベントが実施されており、近接戦で戦うと報酬を獲得できるほか、クエストをより達成しやすくするために近接武器が強化されている。

『エスケープ・フロム・タルコフ』では半年に1度、プレイヤーがこれまでに入手したアイテムやクエストの進行状況、トレーダーとの信頼度、レベルなどをすべてリセットして、全プレイヤーをゲーム開始時の状態に戻す「ワイプ」が実施されている。ワイプ実施前になるとイベントが発生することが多く、最近ではPvPインセンティヴやマーケットでのドッグタグの価格高騰などが起きている。

今回、開発元のバトルステイト・ゲームズは「参考ガイド(完全版)」と記されたマニュアル本の画像をツイートしている。ファンの翻訳によると、マニュアル本のタイトルは「スペツナズとKGBシステムに基づく武術(接近戦)」だという。スペツナズはロシアの特殊部隊を指し、KGBとはソ連の国家保安委員会で1954年から1991年まで存在していた。

プレイヤーからは近接戦でのダメージの増加や新クエストの存在が報告されている。クエスト内のメッセージは次のように書いてある。「おやおや、時間ピッタリに来たな。よく聞け。間抜けな奴らがKGB時代の機密の書物を見つけたんだ。なんでも高度な接近戦法について書かれた本で、極秘扱いのものらしい。まあ、でたらめだと思うが、ファクトリー(工場)に行って調べてきてくれないか?」

このクエストでは、トレーダーのスキーヤーからメッセージを受け取ってファクトリーに向かい、近接武器で15人のPMC(プレイヤー)を倒してボス「タギラ」の討伐を目指す。報酬として、ミラー・ブラザーズのナイフ「M-2 タクティカル・ソード」と「レッド・レーベル・アイスピック」が入手できるほか、トレーダーのイェーガー、ラグマン、スキーヤー、メカニック、ピースキーパー、セラピストからの信頼度がプラス2される。現時点で実施日は未定となっている。

その他のニュースとして、名作シューティング・ゲーム『スターウォーズ:ダーク・フォース』がファン制作のゲームエンジン「ザ・フォース・エンジン」によって進化を遂げて4K解像度でプレイできるようになっている。

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