Photo: Riot Games

『ヴァロラント』のゲーム・ディレクターを務め、ゲームコンセプトを担当したジョー・ジーグラーが先日ライアットゲームズを退社し、バンジーの開発チームに移籍したと発表している。

ジョー・ジーグラーは自身の新たな役割を発表するツイートで、「新しい作品に取り組んでおり、いつか皆さんにプレイしてもらえるのを楽しみにしています」と述べている。『デスティニー2』のコミュニティではPvPモードに関する議論が活発化しており、ファンの中には批判の多いこのゲームモードを見直すためにジョー・ジーグラーを起用したのではと期待する人もいる。あるツイートでは「うぉおおお、待てよ、『ヴァロラント』のディレクターか?」と投稿し、「あなたは『デスティニー2』のPvPモードの救世主ですか?」と続けている。

ジョー・ジーグラーは『ヴァロラント』の開発当初からゲームの原案を作成して、デイヴィッド・ノッティンガムと共に開発を指揮しており、ライアットゲームズでのキャリアを通じて業界から高く評価されている。『ヴァロラント』は2014年に開発が始まり、2018年に完成している。また、ジョー・ジーグラーは2021年末、未発表のプロジェクトに専念するためにディレクターを退任すると発表している。

バンジーは現在、日本時間2023年3月1日にリリースされる『デスティニー2』の次期拡張コンテンツ「光の終焉」の開発に取り組んでいる。「光の終焉」では新たなサブクラスが導入されて、近未来的な新ロケーションが舞台となっている。バンジーは今後、2024年にリリース予定の光と暗黒の物語の終わりを示すダウンロード・コンテンツ「最終形態」に注力していくとみられる。

バンジーは「光の終焉」の制作と並行して完全新作タイトルの開発にも取り組んでおり、最近の求人情報によると、この新作は3人称視点のアクションゲームになるという。

ジョー・ジーグラーがバンジーでどのタイトルを担当するかは明言していないため、今後の発表が待たれるが、ヒーローシューターの開発経験があるため、複数のプロジェクトでその経験を活用できると考えられる。

その他のニュースとして、バトルステイト・ゲームズがハードコアFPS『エスケープ・フロム・タルコフ』のプレイヤーあてに投稿した謎のツイートから、近接戦闘に焦点を当てた秘密のクエストで近接武器のダメージが大幅に強化されていることが判明している。

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