Photo: Sloclap

仏スロクラップ社は高い評価を得ているカンフーアクション・ゲーム『師父 -Sifu-』を2023年3月にスチームおよびXbox向けにリリースすると発表している。

また、同社は無料アップデートで新たに「アリーナ・モード」を追加すると予告している。スチームとXboxでのリリースと同時に、エピック・ゲームズ・ストア版とプレイステーション版に新モードの配信が予定されている。

『IGN』によると、トレイラー動画では最後に「さらなる情報は近日公開予定」というキャプションが添えられており、アップデートの内容に関する詳細はほとんど明かされていない。スロクラップ社は次のように述べている。「アリーナ・モードのマップをそれぞれクリアすると新たな要素が追加されたり、メインキャラクターのカンフー・アクションを変化させることもできます。また、アリーナ・モードのチャレンジをクリアすると、新たなチート(スキル)や限定衣装も入手できます」

2022年2月にエピック・ゲームズ・ストア経由でPC、プレイステーション向けにリリース以降、『師父 -Sifu-』は定期的にアップデートされており、直近ではリプレイエディタやモディファイア、チート、衣装などが追加されている。

現在のところ、Xboxのデジタル版に加えてパッケージ版もリリースされるかは不明だが、2023年3月のリリースに近づくにつれ、スロクラップ社はファンに対してさらなる情報を公開するとみられる。

『NME』は独自のランキング「2022年のベストゲーム20」で『師父 -Sifu-』を第9位に選出しており、3D格闘アクションゲーム『アブソルバー(Absolver)』の続編のようだとしながらも、「記憶に残る戦闘が満載」と評して、一番の見どころは復讐劇を描いた韓国映画『オールド・ボーイ』へのオマージュをゲーム序盤に盛り込んでいる部分だと述べている。

その他のニュースとして、世界最大のチャリティ・ゲームイベント「ジングル・ジャム2022」では、12のチャリティ団体向けに340万ポンドを超える寄付が集まっている。同イベントは12月1日から2週間にわたって開催され、300以上の団体が募金者となってチャリティ団体を支援し、約1,000ポンド(約16万円)相当のゲームなどがセット販売されていた。「ジングル・ジャム」は2023年も開催が予定されており、主催者は間もなくチャリティパートナーを募集する予定となっている。

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