Photo: Bloober Team

ホラーゲーム『ザ・メディウム』を手掛けるブルーバー・チームは米プライベート・ディヴィジョンとパブリッシング契約を締結すると共に新作ホラーゲームの開発を発表している。

今回の提携はテイクツー・インタラクティヴ傘下のパブリッシング・レーベル、プライベート・ディヴィジョンの設立5周年記念に併せて発表されており、開発は「初期段階」で対応プラットフォームは不明だという。

現時点では新作ホラー・ゲームの詳細は明かされていないが、発売は2025年以降の見込みとなっている。ブルーバー・チームのCEOであるピオトゥル・バビエノは「ワクワクする新しいサバイバル・ホラー・ゲーム」だと明かし、ブルーバー・チームを「ホラーゲーム界のリーダー」へと押し上げるだろうと述べている。

ピオトゥル・バビエノは次のように続けている。「プライベート・ディヴィジョンと協力できて嬉しく思います。幅広い知見を持つパブリッシャーで、スタッフも非常に親しみやすいです。当社とプライベート・ディヴィジョンは単なる“パブリッシャーと開発スタジオ”という関係ではなく、困った時に寄り添って支えてくれる友人のような存在です」

ブルーバー・チームは『ザ・メディウム』の他にも『レイヤーズ・オブ・フィアー』、『ブレア・ウィッチ』、『オブザーバー』などを手掛けており、ホラー・ゲームで豊富な経験を積んでいる。

さらに、同社は現在コナミと共同でリメイク版『サイレントヒル2』の開発に取り組んでいる。ブルーバー・チームが開発中のタイトルは他にもあり、『レイヤーズ・オブ・フィアー』2作品のリメイク版を次世代機向けに開発している。リメイク版『レイヤーズ・オブ・フィアー』はPC、プレイステーション5、XboxシリーズX/Sで2023年初頭に発売予定となっている。

ブルーバー・チームのゲームは高い評価を受けているが、賛否両論あるという。『NME』の『ザ・メディウム』のレヴュー記事では、「良くも悪くもブルーバー・チーム」だとして、ヴィジュアル面(特に照明効果)を称賛しているものの、最終的には「不気味さを十分に生かしきれていない」と批判している。

その他のニュースとして、イーロン・マスクはテスラの新型モデル車両でスチームのゲームタイトルがプレイできるようになったと発表している。

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