Photo: Square Enix

『ファイナル・ファンタジーXI』のスマートフォン向けリブート版の開発プロジェクトが中止となったことが明らかになっている。開発は延べ6年に及んでいた。

『ソーシャル・ゲーム・インフォ』によれば、スクウェア・エニックスとネクソンは共同開発していたスマートフォン向けリブート版について、「クリエイティビティの観点からファンがファイナルファンジーシリーズに求める期待水準に達していないと判断」し、開発プロジェクトの中止を決定したという。

『ファイナル・ファンタジーXI』のスマートフォン向けリブート版は2015年3月に発表され、当初は翌年のリリースを予定していた。当時スクウェア・エニックスは開発中のヴィジュアルを公開し、グラフィックスが改善され、ゲームには新システムが導入されると発表していた。

その後、発売が2018年まで延期されることが発表されたが、それ以降スクウェア・エニックスはリブート版に関する情報を公開してこなかった。

オリジナル版のMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)は2002年に発売されて以来、多くのプレイヤーから支持を受けている。現在も定期的にアップデートが実施され、シーズンごとに新たなイベントが追加されたり改善が行われている。

『ファイナル・ファンタジー』関連のニュースとして、スクウェア・エニックスが手掛けるもうひとつの人気MMORPGである『ファイナル・ファンタジーXIV』の最新拡張パッケージが発表されている。最新の拡張パッケージとなる『暁月のフィナーレ』は2021年秋にリリース予定となっており、2013年の『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』から続いていた「ハイデリン・ゾディアーク編」が完結するとされている。

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