Photo: Square Enix

『メタクリティック』が2022年に発売されたゲームのうち、批評家が付けたスコアの平均点が最も低かった10タイトルをランキング形式で発表している。

『メタクリティック』は2022年に発売された全プラットフォームのゲームを対象としたランキング「10 ワースト ビデオ ゲームズ オブ 2022」を発表している。ゲーム関連メディアによるレヴュー件数が7件未満のゲームは対象外となっており、複数のプラットフォームに対応するタイトルについては、最も低いスコアが付けられているバージョンがランキングに反映されている。

ワースト・ランキングの1位は『ポスタル4:ノー リグレッツ』となっている。スチームの作品ページで「犯罪をテーマにしたコメディタッチのオープンワールド・ファーストパーソン・シューター」と紹介されており、正式版が4月にリリースされているが、批評家による評価の平均スコアは100点中わずか30点となっている。

続いて、『クロスファイアX』がランクインしている。『アラン・ウェイク』や『コントロール』を手掛けたレメディー・エンターテインメントがパブリッシャーのスマイルゲートとタッグを組んで2022年2月にリリースした作品だが、『NME』のレヴューでは5つ星のうち2つ星しか付けられていない。2部構成のキャンペーン・モードのプレイ時間はそれぞれ3時間と短く、『NME』の記者アーロン・ポッターは「プレイヤーができることが限られていて残念です」とコメントしている。

ワースト・ランキングの3位はRPG『バビロンズフォール』となっている。リリースからわずか2か月後の時点で、スチームの同時接続プレイヤー数が1人だったと報じられていたが、その後、発売から1年を待たずして2023年2月28日にサービスを終了すると告知されている。

「10 ワースト ビデオ ゲームズ オブ 2022」にランクインした全作品はスコアの低い順に以下の通りとなっている。

第1位:『ポスタル4:ノー リグレッツ』(PC) – 30点
第2位:『クロスファイアX』(XboxシリーズX) – 38点
第3位:『バビロンズフォール』(プレイステーション5) – 41点
第4位:『クセル(XEL)』(Nintendo Switch) – 43点
第5位:『レゴ ブロウルズ』(プレイステーション5) – 46点
第6位:『ゾロ ザ クロニクルズ』(プレイステーション5) – 49点
第7位:『ラスト オリクル』(XboxシリーズX) – 50点
第8位:『ウェイランダーズ』(PC) – 51点
第9位:『神業 盗来 -KAMIWAZA TOURAI-』(プレイステーション4) – 52点
第10位:『ブレードランナー:エンハンスド・エディション』(Nintendo Switch) – 52点

その他のニュースとして、『モータル・コンバット』シリーズの共同制作者であり、ネザーレルム・スタジオズのCEOであるエド・ブーンはスタジオの最新作を2023年にリリースすることを仄めかすようなツイートを投稿している。

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