ゲーム・アウォーズ2022、「エルデンリング」がゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞

Photo: FromSoftware

今年の最優秀ゲームタイトルの表彰や今後発売予定のゲーム情報を解禁するゲームの祭典「ゲーム・アウォーズ2022」が12月9日に開催されている。各部門の受賞作品が発表されており、『エルデンリング』と『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』が複数部門を席巻している。この記事では、「ゲーム・アウォーズ2022」の全受賞作品を紹介する。

最優秀賞となる「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」は、2月の発売以来ファンから高い評価を受け、『NME』独自のランキング「2022年のベストゲーム20」でも1位に輝いた『エルデンリング』が受賞している。本作は他にもベスト・ゲーム・ディレクション部門やベスト・ロールプレイング・ゲーム部門など、複数の部門で受賞している。

『エルデンリング』が『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』を抑えて「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を獲得した一方で、『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』はノミネートされた9部門のうち、6部門で受賞している。

その他の受賞作品として、『ファイナルファンタジーXIV』がベスト・オンゴーイング・ゲーム賞を、『マーベル・スナップ』がベスト・モバイル・ゲーム賞を受賞したほか、ファンが投票するプレイヤーズ・ボイス賞には『原神』が選ばれている。

「ゲーム・アウォーズ2022」の各部門の受賞作品は以下の通りとなっている。

【ゲーム・オブ・ザ・イヤー部門】
受賞：『エルデンリング』（フロム・ソフトウェア／バンダイナムコ）

・『プレイグテイル -レクイエム-』（アソボ・スタジオ／フォーカス・エンターテインメント）
・『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）
・『ホライゾンフォービドゥンウェスト』（ゲリラゲームズ／SIE）
・『ストレイ』（ブルートゥエルヴ・スタジオ／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『ゼノブレイド3』（モノリスソフト／任天堂）

【ベストゲームディレクション部門】
受賞：『エルデンリング』（フロム・ソフトウェア／バンダイナムコ）

・『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）
・『ホライゾンフォービドゥンウェスト』（ゲリラゲームズ／SIE）
・『イモータリティ』（ハーフ・マーメイド）
・『ストレイ』（ブルートゥエルヴ・スタジオ／アンナプルナ・インタラクティヴ）

【ベストナラティヴ部門】
受賞：『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）

・『プレイグテイル -レクイエム-』（アソボ・スタジオ／フォーカス・エンターテインメント）
・『エルデンリング』（フロム・ソフトウェア／バンダイナムコ）
・『ホライゾンフォービドゥンウェスト』（ゲリラゲームズ／SIE）
・『イモータリティ』（ハーフ・マーメイド）

【ベストアートディレクション部門】
受賞：『エルデンリング』（フロム・ソフトウェア／バンダイナムコ）

・『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）
・『ホライゾンフォービドゥンウェスト』（ゲリラゲームズ／SIE）
・『スコーン』（エブ・ソフトウェア／ケプラー・インタラクティヴ）
・『ストレイ』（ブルートゥエルヴ・スタジオ／アンナプルナ・インタラクティヴ）

【ベストスコア＆ミュージック部門】
受賞：ベアー・マクリアリー（『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』）

・オリヴィエ・ドリヴィエール（『プレイグテイル -レクイエム-』）
・齋藤司（『エルデンリング』）
・トゥー・フェザーズ（『メタル：ヘルシンガー』）
・光田康典（『ゼノブレイド3』）

【ベストオーディオデザイン部門】
受賞：『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）

・『コールオブデューティモダン・ウォーフェア2』（インフィニティ・ウォード／アクティヴィジョン）
・『エルデンリング』（フロム・ソフトウェア／バンダイナムコ）
・『グランツーリスモ 7』（ポリフォニー・デジタル／SIE）
・『ホライゾンフォービドゥンウェスト』（ゲリラゲームズ／SIE）

【ベストパフォーマンス部門】
受賞：クリストファー・ジャッジ（『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』）

・アシュリー・バーチ（『ホライゾンフォービドゥンウェスト』）
・シャーロット・マクバーニー（『プレイグテイル -レクイエム-』）
・マノン・ゲイジ（『イモータリティ』）
・サニー・スリッチ（『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』）

【ゲームズフォーインパクト部門】
受賞：『アズ・ダスク・フォールズ』（インテリアー・ナイト／Xboxゲーム・スタジオ）

・『メモワールブルー』（クロイスターズ・インタラクティヴ／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『シチズン・スリーパー』（ジャンプ・オーバー・ジ・エイジ／フェロー・トラベラー）
・『エンドリング – エクスティンクションイズフォーエバー』（ヒーロービート・スタジオ／ハンディゲームズ）
・『ハインドサイト』（チーム・ハインドサイト／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『アイ・ワズ・ア・ティーンエイジ・エクソコロニスト』（ノースウェイ・ゲームズ／フィンジー）

【ベストオンゴーイングゲーム部門】
受賞：『ファイナルファンタジーXIV』（スクウェア・エニックス）

・『エーペックスレジェンズ』（リスポーン・エンターテイメント／エレクトロニック・アーツ）
・『デスティニー2』（バンジー）
・『フォートナイト』（エピック・ゲームズ）
・『原神』（ホヨヴァース）

【ベストインディゲーム部門】
受賞：『ストレイ』（ブルートゥエルヴ・スタジオ／アンナプルナ・インタラクティヴ）

・『カルト・オブ・ザ・ラム』（マッシヴ・モンスター／ディヴォルヴァー・デジタル）
・『ネオン・ホワイト』（エンジェル・マトリクス／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『師父 -Sifu-』（スロクラップ）
・『チュニック』（チュニック・チーム／フィンジー）

【ベストデビューインディゲーム部門】
受賞：『ストレイ』（ブルートゥエルヴ・スタジオ／アンナプルナ・インタラクティヴ）

・『ネオン・ホワイト』（エンジェル・マトリクス／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『ノルコ（NORCO）』（ジオグラフィー・オブ・ロボット／ロー・フューリー）
・『チュニック』（チュニック・チーム／フィンジー）
・『ヴァンパイア・サヴァイヴァーズ』（ポンクル）

【ベストコミュニティサポート部門（スポンサー：ディスコード）】
受賞：『ファイナルファンタジーXIV』（スクウェア・エニックス）

・『エーペックスレジェンズ』（リスポーン・エンターテイメント／エレクトロニック・アーツ）
・『デスティニー2』（バンジー）
・『フォートナイト』（エピック・ゲームズ）
・『ノーマンズスカイ』（ハロー・ゲームズ）

【ベストモバイルゲーム部門】
受賞：『マーベル・スナップ』（セカンド・ディナー・スタジオ／ヌーヴァース）

・『エーペックスレジェンズモバイル』（ライトスピード・スタジオ／リスポーン・エンターテインメント／エレクトロニック・アーツ）
・『ディアブロイモータル』（ブリザード・エンターテイメント／網易（ネットイーズ））
・『原神』（ホヨヴァース）
・『タワーオブファンタジー（幻塔）』（ホッタ・スタジオ／パーフェクト・ワールド／レベル・インフィニット）

【ベスト VR/AR ゲーム部門】
受賞：『モス：第2巻』（ポリアーク）

・『アフター・ザ・フォール』（ヴァーティゴ・ゲームズ）
・『アモング・アス VR』（シェル・ゲームズ／インナースロース）
・『ボーンラブ』（ストレス・レベル・ゼロ）
・『レッド・マター2』（ヴァーティカル・ロボット）

【ベストアクションゲーム部門】
受賞：『ベヨネッタ3』（プラチナゲームズ／任天堂）

・『コールオブデューティモダン・ウォーフェア2』（インフィニティ・ウォード／アクティヴィジョン）
・『ネオン・ホワイト』（エンジェル・マトリクス／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『師父 -Sifu-』（スロクラップ）
・『ミュータントタートルズ：シュレッダーの復讐』（トリビュート・ゲームズ／ドットエム）

【ベストアクション／アドベンチャーゲーム部門】
受賞：『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）

・『プレイグテイル -レクイエム-』（アソボ・スタジオ／フォーカス・エンターテインメント）
・『ホライゾンフォービドゥンウェスト』（ゲリラゲームズ／SIE）
・『ストレイ』（ブルートゥエルヴ・スタジオ／アンナプルナ・インタラクティヴ）
・『チュニック』（チュニック・チーム／フィンジー）

【ベストロールプレイングゲーム部門】
受賞：『エルデンリング』（フロム・ソフトウェア／バンダイナムコ）

・『ライブ・ア・ライブ』（スクウェア・エニックス／任天堂）
・『ポケモンレジェンズアルセウス』（ゲーム・フリーク／任天堂／ポケモン・カンパニー・インターナショナル）
・『トライアングルストラテジー』（アートディンク／スクウェア・エニックス）
・『ゼノブレイド3』（モノリスソフト／任天堂）

【ベスト格闘ゲーム部門】
受賞：『マルチヴァーサス』（プレイヤー・ファースト・ゲームズ／WBゲームズ）

・『DNFデュエル』（アーク・システム・ワークス／エイティング／ネオプル／ネクソン）
・『ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル R』（サイバーコネクトツー／バンダイナムコ）
・『ザ・キング・オブ・ファイターズ XV』（SNK／プレイオン）
・『師父 -Sifu-』（スロクラップ）

【ベストファミリー向けゲーム部門】
受賞：『星のカービィディスカバリー』（ハル研究所／任天堂）

・『レゴスター・ウォーズ：ザ・スカイウォーカー・サーガ』（トラベラーズ・テイルズ／WBゲームズ）
・『マリオ＋ラビッツギャラクシーバトル』（ユービーアイソフト・ミラノ／ユービーアイソフト・パリ／ユービーアイソフト）
・『Nintendo Switch スポーツ』（任天堂企画制作本部／任天堂）
・『スプラトゥーン3』（任天堂企画制作本部／任天堂）

【ベストシミュレーション／ストラテジーゲーム部門】
受賞：『マリオ＋ラビッツギャラクシーバトル』（ユービーアイソフト・ミラノ／ユービーアイソフト・パリ／ユービーアイソフト）

・『デューン：スパイス・ウォーズ』（シロゲームス／ファンコム）
・『トータルウォー：ウォーハンマー III』（クリエイティヴ・アッセンブリー／セガ）
・『ツーポイントキャンパス』（ツーポイント・スタジオ／セガ）
・『ヴィクトリア3』（パラドックス・デベロップメント・スタジオ／パラドックス・インタラクティヴ）

【ベストスポーツ／レースゲーム部門】
受賞：『グランツーリスモ 7』（ポリフォニー・デジタル／SIE）

・『F1 22』（コードマスターズ／EAスポーツ）
・『FIFA 23』（EAバンクーバー／EAブカレスト／EAスポーツ）
・『NBA 2K23』（ヴィジュアル・コンセプト／2Kスポーツ）
・『オリオリワールド』（ロール7／プライベート・ディビジョン）

【ベストマルチプレイヤーゲーム部門】
受賞：『スプラトゥーン3』（任天堂企画制作本部／任天堂）

・『コールオブデューティモダン・ウォーフェア2』（インフィニティ・ウォード／アクティヴィジョン）
・『マルチヴァーサス』（プレイヤー・ファースト・ゲームズ／WBゲームズ）
・『オーバーウォッチ2』（ブリザード・エンターテイメント）
・『ミュータントタートルズ：シュレッダーの復讐』（トリビュート・ゲームズ／ドットエム）

【期待作部門】
受賞：『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』（任天堂企画制作本部／任天堂）

・『ファイナルファンタジーXVI』（スクウェア・エニックス）
・『ホグワーツ・レガシー』（アヴァランチ・ソフトウェア／WBゲームズ）
・『バイオハザード RE:4』（カプコン）
・『スターフィールド』（ベセスダ・ゲーム・スタジオ／ベセスダ・ソフトワークス）

【コンテンツ・クリエイター・オブ・ザ・イヤー】
受賞：ルートヴィヒ（ルートヴィヒ・アーグレン）

・カール・ジェイコブス
・ニベリオン
・ノーブル（Nobru）
・QTシンデレラ

【ベストアダプテーション部門】
受賞：『アーケイン：リーグ・オブ・レジェンド』（フォルティッシュ・プロダクション／ライアットゲームズ／ネットフリックス）

・『サイバーパンク：エッジランナーズ』（株式会社トリガー／CDプロジェクト・レッド／ネットフリックス）
・『ザ・カップヘッド・ショウ!』（スタジオMDHR／キング・フィーチャーズ・シンジケート／ネットフリックス
・『ソニック・ザ・ムービー／ソニック VS ナックルズ』（セガサミーグループ／パラマウントピクチャーズ）
・『アンチャーテッド』（プレイステーション・プロダクションズ／ソニー・ピクチャーズエンタテインメント）

【イノベーションオブアクセシビリティ部門】
受賞：『ゴッド・オブ・ウォーラグナロク』（ソニー・サンタモニカ／SIE）

・『アズ・ダスク・フォールズ』（インテリアー/ナイト／Xboxゲーム・スタジオ）
・『リターン・トゥ・モンキー・アイランド』（テリブル・トイボックス／ディヴォルヴァー・デジタル）
・『ラスト・オブ・アス・パート1』（ノーティードッグ／SIE）
・『クアリー～悪夢のサマーキャンプ』（スーパーマッシブ・ゲームズ／2Kゲームズ）

【ベスト Eスポーツゲーム部門】
受賞：『ヴァロラント』（ライアットゲームズ）

・『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』（ヴァルヴ）
・『ドータ2』（ヴァルヴ）
・『リーグ・オブ・レジェンド』（ライアットゲームズ）
・『ロケットリーグ』（サイオニックス）

【ベスト Eスポーツ選手部門】
受賞：「イェイ」ことジェイコブ・ホワイトエーカー（クラウド9所属、『ヴァロラント』）

・「チューヴィー」ことチョン・ジフン（ジェン.G所属、『リーグ・オブ・レジェンド』）
・「フェイカー」ことイ・サンヒョク（T1所属、『リーグ・オブ・レジェンド』）
・「ケーリガン」ことフィン・アンデルセン（フェイズ・クラン所属、『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』）
・「シンプル（s1mple）」ことオレクサンドル・コスティリエフ（ナートゥス・ヴィンケレ所属、『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』）

【ベスト Eスポーツチーム部門】
受賞：ラウド（『ヴァロラント』）

・ダークゼロ・イースポーツ（『エーペックスレジェンズ』）
・フェイズ・クラン（『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』）
・ジェン.G（『リーグ・オブ・レジェンド』）
・LAシーヴス（『コールオブデューティ』）

【ベスト Eスポーツコーチ部門】
受賞：「バズーカ（bzkA）」ことマテウス・タラスコーニ（ラウド所属、『ヴァロラント』）

・「ブレイド（B1ad3）」ことアンドリイ・ホロデンスキー（ナートゥス・ヴィンケレ所属、『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』）
・「ドゥームブロズ（d00mbr0s）」ことエリック・サンドグレン（FPX所属、『ヴァロラント』）
・「ローバン（RobbaN）」ことロベルト・ダールストローム（フェイズ・クラン所属、『カウンターストライク：グローバルオフェンシブ』）
・「スコア」ことゴ・ドンビン（ジェン.G所属、『リーグ・オブ・レジェンド』）

【ベスト Eスポーツイベント部門】
受賞：「2022 リーグ・オブ・レジェンドワールドチャンピオンシップ」

・「EVO 2022」
・「PGL メジャーアントワープ 2022」
・「ミッドシーズン・インヴィテーショナル 2022」
・「ヴァロラント・チャンピオンズ 2022」

「ゲーム・アウォーズ2022」では各部門の受賞作品だけでなく、『鉄拳8』の新たなプレイ動画、『ハデス2』のサプライズ発表、家庭用ゲーム機版『カンパニー・オブ・ヒーローズ3』の発売日など、今後発売される数多くのゲームタイトルの新情報も公開されている。

ゲーム・アウォーズ2022、「エルデンリング」がゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞

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