Photo: Kojima Productions/YouTube

小島秀夫が手掛ける最新作『デス・ストランディング2』の制作が正式に発表されて、トレイラー動画が初公開されている。

小島秀夫は日本時間12月9日にゲーム・アウォーズ2022のステージに登壇して、近未来を舞台とした『デス・ストランディング』の続編『デス・ストランディング2』の制作を発表している。

最新作のキャストにはサム・ポーター・ブリッジズ役のノーマン・リーダス、ヒッグス役のトロイ・ベイカー、フラジャイル役のレア・セドゥが続投して、新たにエル・ファニングと忽那汐里が起用される。

公開されたトレイラー動画では海に面した場所で、フラジャイルが前作から年齢を重ねたサム・ポーター・ブリッジズに「そして あなたの新しい旅の始まり」と話しているシーンが描かれている。トレイラー動画はこちらから。

『デス・ストランディング2』に関する噂は以前から広まっており、ノーマン・リーダスは昨年8月の時点で『デス・ストランディング』の続編が「計画中」とインタヴューで語り、さらに今年5月には続編が開発中だと明かしていた。

今年10月にはコジマプロダクションが手掛ける「謎のプロジェクト」に米俳優のエル・ファニングが出演することが判明しており、11月には忽那汐里の出演も発表されている。

初代『デス・ストランディング』は2019年に発売されており、2021年にはディレクターズカット版が登場している。『デス・ストランディング』は元々プレイステーション専用ソフトだったが、その後PC版もリリースされており、2021年3月の時点で累計販売本数は500万本を突破している。

関連情報として、小島秀夫は先月配信した自身のポッドキャストで企業の買収や合併について触れ、「コジマプロダクションは独立したスタジオである」という方針を維持するとコメントしている。

「(コジマプロダクションは)インディーズなんです。どことやるって、別に自由なんで。どこの資本も入ってませんし。で、どことも仲いいです」と小島秀夫は語っている。「とはいえ、世界中の人たちがうちを買おうとはしています。毎日、そういうアプローチは来ます。猛烈な高額で言ってきますけど、別にお金が欲しいわけじゃないんで。作りたいものを作るために、スタジオを創ったので、それを受け入れることはないと思います。僕が生きている間は」

関連ニュースとして、ゲーム・アウォーズ2022では『エルデンリング』が最優秀賞の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を獲得し、『マーベル・スナップ』がベスト モバイル ゲーム部門で、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』がベスト ナラティヴ部門を含む複数の部門で受賞している。

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