エピック・ゲームズは若年層のプレイヤーもゲームを安全に利用できる「機能限定アカウント」の導入開始を発表している。
同社の公式サイトによると、「機能限定アカウント」では「年齢の若いプレイヤーにも配慮された、安全でニーズに合った体験」を提供するという。
「機能限定アカウント」では、親または保護者の同意を得るまで、ボイスチャットや無料のテキストチャットは無効化されている。ゲームや追加コンテンツの購入や、他社のゲームのダウンロードもできなくなっている。
なお、エピック・ゲームズ・ランチャーは導入開始後も引き続き利用できると報じられており、特定の機能を利用するには親または保護者の同意を得てアカウントの設定を完了する必要があるという。
エピック・ゲームズは若年層のファンも引き続き『フォートナイト』や『フォールガイズ』、『ロケットリーグ』などをプレイできると説明しているが、保護者による同意手続きを開始するために、若年層のプレイヤーたちはログイン時に親または保護者のメールアドレスを提供するよう求められる。
エピック・ゲームズ・ストアについては、『フォート トライアンフ』と『アールピージー・イン・ア・ボックス』の無料配布が12月9日午前1時をもって終了している。
『フォート トライアンフ』はイスラエルのゲーム会社クッキーバイト・エンターテイメントが開発したターン制の戦術ゲームとなっている。本作は2018年にリリースされており、『XCOM』のバトル・システムと、『ヒーローズ・オブ・マイト・アンド・マジック』の探索システムから着想を得た作品となっている。
また、『アールピージー・イン・ア・ボックス』はアメリカ人ゲーム開発者のジャスティン・アーノルドが手掛けた作品となっている。3Dピクセル形式のRPGを自分で作成できるツールになっており、スチームの作品ページによると、プログラミングやモデリングの知識は不要で、初心者にも使いやすく設計されているという。
その他のエピック・ゲームズ関連ニュースとして、同社は今年4月にレゴ・グループとパートナーシップを締結し、「子どもが楽しめるメタヴァースを共同で開発」していくと発表している。
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