Photo: Blizzard Entertainment

ブリザード・エンターテイメントは『ディアブロ IV』のオープンワールドのレイアウトとノンリニアな物語(キャンペーンモード)について明らかにしている。

『ディアブロ IV』のアソシエイト・ゲーム・プロデューサーであるナズ・ハルトゥーニアンとアソシエイト・ゲーム・ディレクターのジョー・ピエピオラは『NME』の取材に応じて、本作のアクション性の高い物語(キャンペーンモード)とオープンワールドについて語っている。

ナズ・ハルトゥーニアンは『ディアブロ IV』は「戦闘システムの基本的な仕組みやゲーム序盤の敵を紹介する」プロローグから始まり、その後ストーリーが分岐すると説明している。

「最終的に3つの大きな分岐が訪れます。どのストーリーを選択するかは完全にプレイヤー次第です。選択肢によってゲーム内で訪れるエリアが変わり、ミッションをすべてクリアすれば、ストーリーが終わり次へと進みます」

ナズ・ハルトゥーニアンが『ディアブロ IV』は従来通りアクション性の高いストーリー重視のゲームタイトルになると述べる一方、ジョー・ピエピオラは次のように続けている。「プレイヤーは取り組むミッションの順番を自由に選択できますが、ストーリーの終盤でかなり重大な決断を下すことになります」

また、『ディアブロ IV』のオープンワールド形式について、開発チームは新たなエリアを制作するにあたり、サンクチュアリ内の様々なバイオームや文化に関して『ディアブロ』の「歴史家たち」に相談したとナズ・ハルトゥーニアンが明かしている。

「様々なエリアが多数存在し、多様で個性的な文化を有しています。それぞれのバイオームで町やその土地に関するストーリーが異なり、プレイヤーは地元の人々が抱える悩みを知ることになります。このようなサイドストーリーのほかに、一つの壮大な物語もあります」

また、ナズ・ハルトゥーニアンは各エリアの特徴がゲーム内のダンジョンに反映されており、発売時には150種類以上のダンジョンが登場すると述べている。各ダンジョンは「非常に特徴的」で、それぞれのエリアを深く知る術を与えてくれるという。

「ダンジョン内には各エリアに関する伝承の書があり、集めていくとサンクチュアリの世界観をより深く理解できるようになります。プレイヤーがいるエリアやダンジョンの中で、争いや人々が置かれた状況をより深く知ることができます」

その他、2人はインタヴューの中で『ディアブロ IV』が従来のシリーズ作品よりも「よりダークな」作風になると語っている。

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