Photo: Valve Corporation

ヴァルヴ社のアクション・パズルゲーム『ポータル』と『ポータル2』のシナリオライターであるエリック・ウォルパウが、『ポータル3』に関して「素晴らしいアイディアがある」と明かしている。

『PCゲーマー』によると、エリック・ウォルパウは海外メディア「DidYouKnowGaming」のインタヴューで、『ポータル2』のシナリオを共同で執筆したヴァルヴ社のライターであるジェイ・ピンカートンと『ポータル3』向けのストーリーを思いついたと語っている。

エリック・ウォルパウは「ジェイと私が考えたストーリーのアイディアは素晴らしいものと言えるでしょう」と語っている。「脚本や詳細はまだ決まっていませんが、コンセプトがとても気に入っています」

また、エリック・ウォルパウは『ポータル3』について「実現させたいアイディア」はあるものの、制作の決定までには「まだやるべきことがたくさんある」と認めている。通常の開発プロセスとは異なり、彼が「草の根運動」と表現しているように、ヴァルヴ社内で開発者たちを探す、などがあるとしている。

「ゲームのアイディアがあるのと実際に作るのとはまったく別のことです」

今年4月、エリック・ウォルパウは開発チームの中心メンバーが歳を取ってしまう前に「『ポータル3』の開発に着手しなければ」と述べているが、ヴァルヴ社でゲームを制作する際の課題について詳しく説明している。

彼は「75人のスタッフを集めてゲームを作ると、非常に大きなコストがかかります」と述べている。「ヴァルヴ社というと、プールサイドでジントニックを飲みながら座っている人が多いように思われがちですが、みんな仕事をしているんです」

だが、『ポータル』シリーズの制作陣で続編を望んでいるのはエリック・ウォルパウだけではない。今年9月には、『ポータル』シリーズのキャラクター「グラドス(GLaDOS)」の声優を務めたエレン・マクレインが、ファンたちがヴァルヴ社あてに『ポータル3』の開発を求めるメールを送っていることに「感謝」していた。

その他のニュースとして、ヴァルヴ社はゲームの祭典「ゲーム・アウォーズ2022」の放送中に、抽選でSteam Deckを毎分1名のペースでスチーム・ユーザーにプレゼントすると発表している。

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