Photo: miHoYo

基本プレイ無料のオープンワールド・アクションRPG『原神』がサービス開始からわずか6ヶ月でモバイル版の売上が10億ドル(約1090億円)を突破する新記録を達成している。

米アプリ専門のマーケティング会社であるセンサー・タワーによると、アップルのApp StoreとGoogle Playでモバイル版の売上合計が10億ドルを突破したのは『原神』が最速記録だと報じている。

センサー・タワーは他のゲームとの比較を行っており、『ポケモンGO』が10億ドル(約1080億円)の売上を達成するのに9ヵ月かかり、『リネージュ2: レボリューション』では10ヵ月だったとしている。

売上を達成してなお『原神』は、過去30日間のApp StoreとGoogle Playでの合計売上が『PUBG モバイル』と『王者栄耀』に次ぐ第3位にランクインしている。

『原神』は中国以外でのグローバル市場で、過去30日間でスマホゲームの1位となっており、1億2900万ドル(140億円)以上の売上をあげている。

3月の初めには『原神』のモバイル版の売上が8億7400万ドル(943億円)を突破していた。

なお、PCおよびPS4の売上は現時点では不明とされており、ゲーム全体の売上はさらに大きくなると思われる。

ただし、高利益を達成するには莫大なコストが必要となるとのことで、ツイッター・ユーザーのAeEntropyが翻訳したミホヨ社の社長であるCai Haoyu(蔡浩宇)のプレゼンテーション資料によると『原神』の制作費は1億ドル(約108億円)で、継続的な開発費用は毎年2億ドル(約216億円)程度になると予想されている。

関連ニュースとしては、ポケモンGOの開発会社であるナイアンティック社と任天堂が提携して『ピクミン』のスマホアプリを製作することを発表している。

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