Photo: Activision Blizzard

『コール オブ デューティ ウォーゾーン』は複数のマップなどが削除されて、タイトル名も新たに『コール オブ デューティ ウォーゾーン カルデラ』として再リリースされている。

『コール オブ デューティ ウォーゾーン』は『ウォーゾーン2.0』のリリースに伴って一時的にオフラインになっていたが、米現地時間の11月28日より新タイトル名『ウォーゾーン カルデラ』として再登場している。

『ウォーゾーン カルデラ』では小型マップの「フォーチュンズ・キープ」や一部の要素が削除されて、「カルデラ」のマップのみプレイできるように変更されている。

また、プレイリストで選択できる人数別のモードはソロ・モードとクアッド・モードのみとなっており、元々『ウォーゾーン』にあったゲーム内ストアは削除されている。『ウォーゾーン2.0』と『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』のバトルパスは利用できない。

アクティヴィジョン社は公式サイトの11月9日付ブログ記事で、『ウォーゾーン カルデラ』は『ウォーゾーン2.0』とは「別のゲーム」として再リリースするが、小型マップの「リバース・アイランド」と「フォーチュンズ・キープ」は収録しないと予告していた。また、小型マップがお気に入りのプレイヤーに打ってつけの「コンテンツ」を『ウォーゾーン2.0』で開発中と発表していたが、続報の発表はない。

なお、『ウォーゾーン カルデラ』と『ウォーゾーン2.0』の間で「CODポイント」は共有できるが、「ダブルXP」や「ダブル武器XPトークン」は共有できない。

『ウォーゾーン2.0』は11月17日の発売以降、賛否両論の評価となっている。発売から数日後の時点で、スチームでのレヴュー評価は「やや不評」となっており、作品ページにはゲームの安定性やバランスを批判するコメントが寄せられている。

しかし、米現地時間11月22日には『ウォーゾーン2.0』初のパッチが配信されて、ゲームがクラッシュする不具合などが修正されている。『NME』はレヴュー記事で4つ星を付けて、前作と比較しつつ、レイヴン・ソフトウェア社による良作と評価している。

「(前作の)『ウォーゾーン』を超える良作となるでしょうか? 前作超えは難しくても『ウォーゾーン2.0』はかなりお勧めです」とコメントし、新たなマップを称賛する一方で、発売時に発生していた不具合を批判している。

その他のニュースとして、RTXシリーズのグラフィック・ボードに対応したパズルゲーム『ポータル ウィズ RTX』が12月9日にリリースされる。

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