Photo: Sojourn

12月7日に開幕する『オーバーウォッチ2』のシーズン2ではソジョーンが大幅に弱体化するなど、バランス調整が実施されることが明らかとなっている。

ブリザード・エンターテイメントは公式サイトでブログ記事を公開しており、新たなタンク系ヒーロー「ラマットラ」やエスコート・モード用新マップの追加、一部のヒーローにバランス調整が適用されるなど、シーズン2の詳細を紹介している。

また、シーズン2ではソジョーンの「レールガン」のダメージ力が大幅に減少する一方で、ドゥームフィストは大幅に強化される。

ブリザード・エンターテイメントは次のように説明している。「ソジョーンは、統計的な面とプレイヤーからのフィードバックの両面で、高ランク帯を席巻するヒーローですが、それほどランクが高くないプレイヤーにとっては扱うのが難しいヒーローでもあります」

「高ランク・プレイヤーたちからのフィードバックを受けて、シーズン2では『レールガン』の遠距離でのダメージに調整を加えます。これにより高い機動力を活かし、近づいて高火力の攻撃を行うプレイスタイルに変化するでしょう」

「ドゥームフィストにはチームの最前線に立つ役割を強化するような大幅な変更が施されます。ただし、プレイスタイルの核となる部分はそのままにしています」

さらに、アナ、バスティオン、ジャンカー・クイーン、キリコ、マーシー、シンメトラのバランス調整も実施する予定だという。

関連情報として、ブリザード・エンターテイメントは11月17日、『オーバーウォッチ2』のプレイヤーに不評だった報酬システムを改善すると発表している。

エグゼクティヴ・プロデューサーのジャレッド・ノイスは公式サイトのブログ記事で、「ただ普通にプレーするだけで、もっとやりがいを感じられる仕組みが必要」だとして、「ライバル・プレイ(ランクマッチ)」やバトルパスのレベル以外にも、プレイヤーの目標となるような要素を追加したいと述べている。

「たとえ、『負けたままでは終わらない』と言いながら、夜中の2時まで壮絶な連敗を喫してしまったとしてもセッションを終えるときにはゲームに費やした時間を気持ちよく感じてほしいのです」

そのため『オーバーウォッチ2』のシーズン2では報酬システムを変更して、イベントの開催中にプレイすると、スキンが手に入るようにするという。

また、長期的な計画としてはシーズン3でバトルパスの変更、やりがいのあるチャレンジの追加、ゲームプレイを重視した成長システムの導入などを検討中としている。

他にも、ブリザード・エンターテイメントは『オーバーウォッチ2』のプレイヤーたちがマッチでサポート役のヒーローを選択しないため、待機時間が長くなる事態が発生していると説明している。

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