アメリカンフットボール・チームのフィラデルフィア・イーグルス所属の選手が『GTAオンライン』をロールプレイ・サーバーでチームメイトとプレイするメリットを語っている。
今シーズンのフィラデルフィア・イーグルスはナショナル・フットボール・リーグ(NFL)で10勝1敗と好調を維持している。選手のC.J.ガードナー=ジョンソンによると、チームの「秘策」は、チームメイトと『GTAオンライン』をロールプレイ・サーバーでプレイすることで、彼は自宅の地下室にある8,330ポンド(約140万円)のゲーミングPCを介してチーム専用のロールプレイ・サーバーを用意しているという。
C.J.ガードナー=ジョンソンは『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材に応じて、日頃あまり一緒に時間を過ごさない選手たちが『GTAオンライン』を共にプレイして絆を深めることが試合でのチームワークの向上に繋がっていると説明している。
さらに、フィラデルフィア・イーグルスのランニング・バック選手であるマイルズ・サンダースは「多くの人、特に僕は家にいても何もしていませんでしたが、自分のPCを買ってから、ゲームをしたりメンバーに声をかけたりすることが増えました」と述べている。また、チームメイトのケネス・ゲインウェルとツイッチで『GTAオンライン』のゲーム実況を配信したと語っている。
11月下旬、『GTAオンライン』を手がけるロックスター・ゲームスは、暗号通貨やNFTの使用禁止など、ロールプレイ・サーバーでの禁止事項を発表している。
『GTAオンライン』のロールプレイ・サーバーでのその他の禁止事項として、ロックスター・ゲームスの商標の悪用、他のIP(他社が所有するキャラクターなど)の輸入や悪用、新しいゲーム、ストーリー、ミッション、マップの制作、『GTAオンライン』と『レッド・デッド・オンライン』のロックスター・ゲームス公式マルチプレイ・サービスもしくはオンライン・サービスの妨害が挙げられている。
また、11月30日には初代『グランド・セフト・オート』を手がけた開発会社が本作のリリースに不安を抱いていたことが明らかになっている。
初代『グランド・セフト・オート』のリリース数か月前にDMAデザイン社(現ロックスター・ノース社)に入社して、後に『グランド・セフト・オート2』でプロデューサーを務めたコリン・マクドナルドは次のように語っている。「当時、開発中の7タイトルのうち、一番成功しそうなタイトルと、一番成功しそうにないタイトルを調査する社内アンケートを実施したところ、一番成功しそうにないタイトルに選ばれたのが初代『グランド・セフト・オート』でした」
その他のニュースとして、イギリスのスタートアップ企業が犬用のゲーム機を開発中だと報じられている。
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