Photo: Offworld Industries

カナダのオフワールド・インダストリーズ社は映画『スターシップ・トゥルーパーズ』の世界を舞台とする新作ゲームの早期アクセス版を2023年にスチームで配信すると発表している。

新作『スターシップ・トゥルーパーズ:エクスターミネーション』はプレイヤー12人が昆虫型エイリアン「バグズ」との戦いを繰り広げる協力型FPSとなっている。

12人のプレイヤーは4人1組の部隊に分かれて、基地の防衛、目標の達成、資源の収集、そしてバグスの殲滅に挑む。

プレイヤーは「アサルト」、「サポート」、「ディフェンス」の3クラスから自分のプレイに合ったクラスを選択できるが、各クラスはそれぞれ基地の防衛や資源の収集の役割を分担する必要がある。また、各クラスには独自の成長システムが採用されており、クラスごとに新しい武器、装備、特典をアンロックできるようになる。

5つのゾーンで構成される巨大マップでは、何百匹ものバグズの群れとの大規模な戦闘が楽しめる。さらに、Pingシステムを利用すると、目標地点や敵の位置、その他の場所をチームメイトに素早く伝えられるという。

『スターシップ・トゥルーパーズ:エクスターミネーション』は「ドローン」、「ウォーリアー」、「ガナー」、「プラズマ・グレネイダー」、「タイガー・エリート」の5種類のバグズがリリース当初から登場予定で、今後さらなるバグズが追加されるとみられている。

監督のポール・バーホーベンが1997年に手がけた大ヒットSF映画『スターシップ・トゥルーパーズ』は戦争を皮肉った作品であり、ゲーム『スターシップ・トゥルーパーズ:エクスターミネーション』は映画の25周年に合わせて発表されている。現在のところ『スターシップ・トゥルーパーズ:エクスターミネーション』は映画のアクション要素が忠実に反映されているようだが、風刺表現や政治的メッセージが含まれるかは明らかになっていない。

オフワールド・インダストリーズ社は2015年にマルチプレイヤー向けFPS『スクワッド』を手がけたことで知られており、本作は早期アクセス版を経て2020年9月に正式リリースされた。『スクワッド』はプレイヤーやゲーム評論家から高い評価を受けており、オフワールド・インダストリーズ社によると、現在までに300万本以上を売り上げているという。

その他のニュースとして、映画監督兼DCスタジオの共同CEOジェームズ・ガンが、DCユニバースは今後、ゲーム、映画、テレビといったメディアの枠を越えて世界観を共有していく方針だと明かしている。

Copyright © 2024 BandLab UK Limited. NME is a registered trademark of BandLab UK Limited being used under licence.

関連タグ