『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では最初に選べる3匹のポケモンのうち「ほのお」タイプの「ホゲータ」が強すぎると話題になっている。
動画配信者の「ポケモンチャレンジズ(PokemonChallenges)」は、『ポケットモンスター バイオレット』で縛りプレイ「ナズロック・チャレンジ」をわずか20時間で完走すると、11月24日に「ホゲータ」が強すぎるとツイートしている。
ナズロック・チャレンジは、プレイヤーが独自に縛りを設けてゲームをプレイする方法の一種で、自分のポケモンが「ひんし」状態になった場合、そのポケモンは回復できず永久に死んだものとみなして、野生に逃さなければならないルールとなっている。さらに、各エリアで最初に出会ったポケモンのみ捕獲が許されている。
しかし、「ポケモンチャレンジズ」によると、ホゲータを選ぶとあまりにも簡単にナズロック・チャレンジをクリアできてしまうという。「ポケモンチャレンジズ」は次のようにツイートしている。「ホゲータは御三家(最初に選べるポケモン3匹)の中でも、ナズロックで使うには強すぎる。ホゲータだけでジムリーダー5人と、四天王の1人とチャンピオンを倒しちゃったし。他の『ポケモン』でもこんなに強い御三家のポケモンはいないよ」
「ナズロックを楽しみたいなら、ホゲータは使用禁止にした方がいいかも 」
Fuecoco is already easily the most broken starter in Nuzlocke history. Solo sweeps five gyms, an e4 member and the champion. No other starter in any game comes close. I recommend banning it for a more interesting run.
— PokemonChallenges (@pChalTV) November 24, 2022
他のプレイヤーは「ポケモンチャレンジズ」のツイートに次のように反応している。「ほんとにそう。自分もホゲータでしばらくプレイしてたけど、なんかイージーモードでプレイしてるみたいだったから途中でやり直して(別のポケモンを選んだよ)」
さらに別のプレイヤーは、ホゲータは「ノーマルと格闘対応のわざを受けない」ことや、非常に強力な技を使えることが強さの理由だと指摘している。
11月18日に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、バグなどの技術的な問題が多数報告されながらも、商業的な大成功を収めている。本作は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の発売初週の売上を上回り、リリース後わずか3日間で累計販売本数が1,000万本を突破している。
『NME』のレヴューでは3つ星を獲得しており、次のように評されている。「『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は(バグなどが頻発して)イライラさせられるタイトルだ。ポケモン・ファンなら技術的な問題やデザインの欠点は気にならないだろうが、これだけ中途半端な出来だとお勧めはできない。ゲーム内には面白いアイデアがいくつもあるが、開発元の『ゲーム・フリーク』にはアイデアを洗練する時間がもう少し必要だったように感じる」
その他のニュースとして、アクティヴィジョン・ブリザード社の広報担当役員は、マイクロソフトによる同社の買収はゲーマーにとって利益しかないと述べており、この買収が競争を不当に阻害するとの指摘について「ばかげている」とコメントしている。
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