Photo: Netflix Games Studio

ネットフリックス・ゲームスタジオは3人称視点のアクションRPGとなる新作AAAタイトルの開発に向けて新たな人員を募集している。

今年10月、ネットフリックスはロサンゼルスにゲーム開発スタジオ「ネットフリックス・ゲームスタジオ」を新設すると発表しており、『オーバーウォッチ』の元エクゼクティヴ・プロデューサーだったチャコ・ソニーが責任者に就任している。

『モバイルゲーマー・ドット・ビズ』および『ユーロゲーマー』によると、現在ネットフリックス・ゲームスタジオでは「PC向け新作AAAタイトル」の開発に向けて、ゲーム・ディレクター、アート・ディレクター、シニア・プロデューサーなどの職種で人員を募集している。募集要項では「ゲーム業界トップクラス」の実績に加え、「ネットフリックスの映画やテレビシリーズに相応しい」ストーリー性を重視したゲームタイトルの開発などが求めるスキルとして挙げられている。

また、ネットフリックス・ゲームスタジオは、アンリアル・エンジン5を用いたゲームタイトルを手がける「小規模ながら野心的な開発チーム」を募集している。リード・エンジニア職の募集要項によると、3人称視点のアクションRPGとなる新作ゲームタイトルでは「この先何年にもわたって、プレイヤー自身が経験した物語として語れるような、記憶に残るゲームの制作」を目指しているという。

今年9月、ネットフリックスは米ジンガ社の元ヴァイス・プレジデントであるマルコ・ラスティッカと提携して、フィンランドの首都ヘルシンキに設立したスタジオで「楽しくて魅力あふれる様々なオリジナル・ゲーム」を提供すると発表している。マルコ・ラスティッカはネットフリックスによる米ナイト・スクール・スタジオ、ネクスト・ゲームズ社、ボス・ファイト・エンターテイメントの買収後にネットフリックスと提携しており、現在は新スタジオのスタジオ・ディレクターとして運営の指揮を執っている。

ネットフリックス・ゲームスタジオのヴァイス・プレジデントであるアミール・ラヒミは次のように述べている。「この(ヘルシンキの)スタジオは、ゼロから新たに設立するものです。新スタジオは、今年ネットフリックスに仲間入りしたネクスト・ゲームズ社と並ぶ、ヘルシンキに拠点を置く2つ目のゲーム開発スタジオとなります」

その他のニュースとして、『ウィッチャー3 ワイルドハント』では次世代機向けアップデートの配信が予定されている。開発元のCDプロジェクト・レッドは11月24日に公式ツイッチ・チャンネルで次世代機向けアップデートの詳細を発表している。

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