Photo: Santa Monica Studio

プレイステーション向け音楽ゲーム『パラッパラッパー』の主人公「パラッパ」が『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』にイースターエッグ(隠し要素)として登場している。

『VGC』によれば、ツイッター・ユーザーの「TheCardinalArts」が公開したクレイトスとミーミルの会話の中で、パラッパのことが語られているという。

この会話には『パラッパラッパー』がサプライズで登場しているほか、2013年発売のプレイステーション向けタイトル『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』にも触れている。以下の動画の中の会話は、ミーミルがクレイトスにかつて参加した戦いについて尋ねるところから始まっている。

ミーミルは「獣、悪党、王女、アンデッド(不死身)、ロボット、歴史上の偉大なミュージシャンと戦ったと聞いている」と語り、「それは本当か?」とクレイトスに尋ねている。

すると、クレイトスは「話すことはない」と答えている。

プレイステーションに詳しいファンが指摘しているように、この会話の内容はスーパーボット・エンターテインメントがブルーポイント・ゲームズと共同で開発した『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』を指しているとみられる。ミーミアは具体的には『アンチャーテッド』のネイサン・ドレイク(悪党)、『ぽっちゃり☆プリンセス』のプリンセス(王女)、『メディーバル 蘇ったガロメアの勇者』のダニエル・フォーテスク(アンデッド)、『バイオショック』のビッグダディあるいは『ラチェット&クランク』のクランク(ロボット)の話をしていると考えられる。

この流れから、歴史上最も偉大なミュージシャンは、初代プレイステーションとプレイステーション2で発売された『パラッパラッパー』の主人公「パラッパ」に他ならないだろう。

『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の開発元であるソニー・インタラクティブ・エンタテインメント・サンタモニカ・スタジオのシニアライター兼ナラティヴ・デザイナーのオリオン・ウォーカーも、「TheCardinalArts」のツイートを発見して次のようにコメントしている。「ハハハハ…ライターのアンソニー・バーチが発売前にこの部分をカットすると思い込んでいました」

「パラッパ」は別として、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』は世界的に高い評価を得ており、『NME』のレヴュー記事で記者のジェイク・タッカーも4つ星を付けて、アート・デザインや戦闘システムなど作品の大部分を高く評価している。だが、斬新さはないようで、「特にこれといった驚きはありません」と指摘している。

その他のニュースとして、『ウィッチャー3 ワイルドハント』で12月に次世代機向けアップデートが実施されることが明らかとなっている。

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