Photo: Sega

『ソニックフロンティア』に対するファンやゲーム評論家からのフィードバックを受けて、ディレクターの岸本守央は「まだまだ至らないところは課題として、これを世界規模のプレイテストとして真摯に受け止めます」とツイートしている。

『VGC』によれば、岸本守央は11月8日の『ソニックフロンティア』の発売後に次のように最初のツイートを投稿している。

「発売日から忙しくて、ご連絡が出来なくてゴメンナサイ」と岸本守央はツイートしている。「発売日を迎え、無事に皆さんのもとに届いているようなので安心しました」

「評論家の方々や皆さんのご意見はチェックしています。ご指摘の通り、まだまだ至らないところは課題として、これを世界規模のプレイテストとして真摯に受け止めます」

岸本守央は『ソニックフロンティア』の発売前日に「明日ソニックゲームが変わります」とツイートすると、「これはソニックゲームの長い歴史の中の大きな節目になるハズです」と続けていた。しかし、開発元のソニックチームには批判も多く寄せられているようだ。

『ソニックフロンティア』は『ソニック』シリーズの複数の3D作品よりも好評だが、ゲーム評論家による評価は賛否両論に分かれている。『NME』の記者のアンディ・ブラウンもレヴュー記事で5つ星中3つ星を付けて、『ソニックフロンティア』のフィールドを「ゲーム内通貨を集める場に過ぎません」とコメントしている。

ゲームに登場する敵のヴィジュアルを称賛する一方で、ゲームの最初の数時間は「1つのボタンを繰り返し押すだけ」のようなバトル・システムになっていると批判している。フィールドを徘徊する小ボスとのバトルは通常の敵と闘うよりも楽しいが、ソニックの動きにカメラが追い付いていない「不具合」もあると指摘している。

また、アンディ・ブラウンは『ソニックフロンティア』のストーリーには「驚くほど感情移入できる」と称賛しており、シリーズで宿敵として登場するエッグマンが「控えめだが、人間味に溢れたストーリー」の立役者になっているとコメントしている。

その他のニュースとして、PSVR2版『ノーマンズスカイ』には来年2月にアップデートが配信されることが明らかとなっている。

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