Photo: Activision

アクティヴィジョン・ブリザード社は『コール オブ デューティ』シリーズの「完全プレミアム版」を2023年にリリースすると発表しており、この情報を受けて『モダン・ウォーフェア2』の拡張パックが発売されるのではないかと予想する声があがっている。

アクティヴィジョン・ブリザード社は現地時間11月7日に第3四半期決算を行い、2023年を通じて「現在の大ヒットの流れを拡大してサービスを拡充する」計画を発表しており、「『コール オブ デューティ』のライヴ・オペレーションに今まで以上に力を入れ、毎年恒例で発売されている『コール オブ デューティ』の新タイトルとして完全プレミアム版のリリース、そしてクロス・プラットフォームでのフリープレイ体験の向上」に取り組むと説明している。

『ブルームバーグ』のジャーナリストであるジェイソン・シュライアーによると、この「プレミアム版」というのは、10月28日に発売された『モダン・ウォーフェア2』の大規模な拡張パックになる可能性があると主張している。彼は「以下のことがはっきりしています。(『コール オブ デューティ』の)次回作はトレイアーク社が開発を担当し、2024年にリリースされます」とツイートしている。

「来年にはスレッジハンマー・ゲームズによる『モダン・ウォーフェア2』の「(有料)プレミアム」拡張パックがリリースされます」と述べて次のように続けている。「様々なコンテンツが追加されるので『完全版』と呼んでいるのかもしれません。でも、『モダン・ウォーフェア2』関連(の拡張パック)であるのは確実です」

拡張パックをプレイするのに、現行バージョンの『モダン・ウォーフェア2』の購入が必要かどうか「不明だ」としながらも、シングルプレイのキャンペーン・モードの続編が収録されるのは間違いないという。さらにジェイソン・シュライアーは次のように述べている。「完全プレミアム版と呼ばれているのは、おそらく新規のシングルプレイとマルチプレイ・モードを追加し、(単体の)ゲームとして宣伝して、70ドルで販売するつもりだからだと思います」

今のところ、アクティヴィジョン・ブリザード社はジェイソン・シュライアーの見立てに対してコメントしていない。

関連ニュースとして、10月28日発売の『モダン・ウォーフェア2』はシリーズ史上最も売れ行きのいいタイトルとなっている。発売から10日間で売り上げが10億ドル(約1,450億円)を突破したと報じられている。

その他のニュースとして、PC版『デッド・セルズ』で最新アップデート「エヴリワン・イズ・ヒア Vol.2」が配信されており、6本のインディ・ゲームとコラボレーションした追加コンテンツがリリースされている。家庭用ゲーム機版でも近日中に配信が予定されているが、具体的な日付はまだ発表されていない。

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