Photo: CD Projekt Red

『ウィッチャー4』の詳細はまだまだ先の話になるようだが、CDプロジェクト・レッドは本作を含む新たな『ウィッチャー』3部作のゲーム・ディレクターにセバスティアン・カレンバが就任したと発表している。

セバスティアン・カレンバは次のようにツイートしている。「キャリア・ニュース:新作『ウィッチャー サーガ』のディレクターを務めます。CDプロジェクト・レッドに入社して以来、不可能なことはないと信じています。我々は、(ゲーム制作における)レベルを上げて感動的な物語と世界観をお届けすることを目指しています。CDプロジェクト・レッドの一員として才能と情熱にあふれたチームと共に働けて光栄です」

セバスティアン・カレンバは2014年にCDプロジェクト・レッドに入社後、『ウィッチャー3 ワイルドハント』や『サイバーパンク2077』でリード・アニメーターを務めたほか、2021年には同社のクリエイティヴ・ディレクターに就任している。

現在、『ウィッチャー4』はプリプロダクション(開発準備)に入ったばかりで、発売はかなり先になるとみられている。さらに、CDプロジェクト・レッドのチーフ・ファイナンシャル・オフィサーであるピオトゥル・ニェルボウィッチは、同社の「開発能力」の大部分が来年リリース予定の『サイバーパンク2077』の拡張パック「仮初めの自由」に充てられていると述べている。

しかしながら、同社は『ウィッチャー』シリーズの新作を複数計画しており、ファンにとって朗報となっている。今年9月、CDプロジェクト・レッドの社長であるアダム・キチンスキは『ウィッチャー』シリーズの「新章」に関する展望の中で『ウィッチャー4』はシリーズ「第2章」の始まりに過ぎないという。

他にも、コードネーム「カニス・マイヨーリス」と「シリウス」という2本のスピンオフが制作中だと発表されている。「シリウス」の開発はCDプロジェクト・レッドが最近買収したモラシズ・フラッド社が手がけている。本作は同社の過去作品とは異なり、ファンにはお馴染みの通常版シングルプレイヤー・ゲームプレイに加えて、マルチプレイヤー・ゲームプレイが搭載される。

一方、CDプロジェクト・レッドは「カニス・マイヨーリス」を『ウィッチャー4』とは別の「本格的な『ウィッチャー』タイトル」だと説明している。本作の開発は「以前『ウィッチャー』シリーズの制作に携わった経験豊富な開発者が率いる外部スタジオ」が手がけている。

その他のニュースとして、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』のプレイヤーが「不当に」アカウント停止処分を受けたとして、開発元のアクティヴィジョン・ブリザード社に抗議しようと会社に乗り込んでおり、同社は従業員に対する安全を懸念していると報じられている。

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