Photo: ION LANDS

スコットランドで実施されたゲームイベント「スコティッシュ・ゲームズ・ウィーク」の一環として現地時間10月27日に第1回「スコティッシュ・ゲームズ・アウォーズ」が開催され、受賞作品および受賞者が発表されている。

マルメゾン・ダンディ・ホテルで開催された「スコティッシュ・ゲームズ・アウォーズ」はスコットランドのゲーム業界における功績の紹介を目的とする授賞式であり、ベスト・ラージ・バジェット・ゲーム(大型タイトル)部門の最優秀賞からゲーム・コミュニティの熱意を称える特別賞「スチュワート・ギルレイ賞」まで、様々な部門が設けられている。

受賞作品はゲーム業界の専門家たちによって選出されており、審査員は次の通りとなっている。

・ブライアン・ベアード:ベセスダ・ゲームズ・スタジオ・オースティンのテクニカル・ディレクター
・スティーヴン・ハミル:スコティッシュ・エッジCOO
・ジョー・ツイスト:UKインタラクティヴ・エンターテインメント(UKIE)CEO
・ジョー・ドネリー:『ゲームスレーダー・プラス』特集記事のライター
・アリスダー・ガン:グラスゴー市イノーベーション・ディストリクト責任者
・ケーザ・マクドナルド:『ガーディアン』紙ビデオゲーム記事の編集者
・ジム・トリンカ:ビデオゲーム記者およびプロデューサー

また、記者であり作家のクリス・スカリオンが審査員長を務めており、次のように述べている。「第1回スコティッシュ・ゲームズ・アウォーズで審査員長を務めることになり、大変光栄に思っています。ノミネートされた作品のクオリティは、スコットランドのゲーム業界が非常に優れた才能を有していることを示すものであり、今回の授賞式(とスコティッシュ・ゲームズ・ウィーク全体)がゲーム業界のさらなる発展のきっかけになればと期待しています」

第1回「スコティッシュ・ゲームズ・アウォーズ」の全受賞作品・受賞者は次の通り。

・アート・アンド・アニメーション部門:『クラウドパンク』(アイオン・ランズ社)
・オーディオ部門:『ソラス 128』(アミカブル・アニマル社)
・ベスト・エデュケーショナル・プログラム部門:ダンディー・アンド・アンガス大学、HNゲーム開発
・ベスト・エデュケーター部門:Dr リン・ラヴ
・ベスト・ラージ・バジェット・ゲーム部門:『クラウドパンク』(アイオン・ランズ社)
・ベスト・スモール・バジェット・ゲーム部門:『ザ・ベイビー・イン・イエロー』(チーム・テリブル社)
・クリエイティヴィティ部門:『クラウドパンク』(アイオン・ランズ社)
・ダイバーシティ・チャンピオン部門:タンヤ・レアード
・ライフタイム・アチーブメント部門:デイヴィッド・ジョーンズ
・スチュワート・ギルレイ賞(コミュニティの熱意を称える特別賞):コリン・マクドナルド
・テクニカル・アチーブメント部門:『フロム・ザ・デプス』(ブリリアント・スカイズ社)
・ツール・アンド・テクノロジー部門:ディスレクテック(Dislectek)

「スコティッシュ・ゲームズ・ウィーク」はイベントを通じてゲームのエコシステムと教育機関を繋ぐ目的で企画されており、各賞はイベントの締めくくりとして発表された。

その他のニュースとして、Xbox版およびPC版『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』では、ゲーム内でクロスプレイ機能を無効化できず「同一プラットフォーム間のみでのマッチング」が選択できないことが判明している。

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