ライアットゲームズは『ヴァロラント』でプレイヤー同士でオリジナル・チームを作成し、事前に対戦スケジュールが組める新たなモード「プレミア」のテストを発表している。
公式サイトのブログ記事によれば、来週からブラジルのプレイヤーを対象に「プレミア」モードのアルファ版のテストが実施されるという。「プレミア」モードでは『ヴァロラント』でお馴染みのランクマッチと、eスポーツ大会の試合を組み合わせた形式のマッチを楽しめる。
アルファ版のテストでは、プレイヤーはロゴやカラーを決めて自分たちだけのチームを編成でき、「マップのピック&バンシステム」を含む「トーナメントプレイ」を試すことができる。また、ライアットゲームズは各マッチでのスコア・システム、不具合、マッチメイキングやキューなどを検証するという。
さらにライアットゲームズは「現状、プレミアに予定しているすべての機能のうち60%ほどが完成していますが、アルファ版にはまだ実装されていない機能もあります」と説明している。
同社は「プレミア」モードのグローバル対応には言及していないが、小人数グループでテストを実施して「テストと開発サイクルを迅速に回し、早く製品版を皆さんにお届けできるというメリットがあります」と説明している。
『ヴァロラント』の大会部門のデザイナーであるジョン・ウォーカーは「プレミア」モードを開発した経緯を説明している。「VCT(公式大会)のプロチームが体験する『ヴァロラント』を、全世界のプレイヤーが体験できる競技性の高いモードを作る……2023年のVCTエコシステムを設計するにあたり、『ヴァロラント』とeスポーツの繋がりを深化させたいと考えました」
なお、今年2月に『ヴァロラント』のeスポーツ大会責任者であるダニエル・リングランドは『NME』の取材に応じて、公式eスポーツ大会の今後について語っている。
その他のニュースとして、アクティヴィジョン・ブリザード社は職場で不適切な行為があったとして新たに告訴されたことが明らかとなっている。
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