Photo: Arc System Works

「ジョー・バイデン(フルネーム:U.S.A. ジョー・バイデン)」と名乗る正体不明のプレイヤーが対戦格闘ゲーム『ギルティギア』の大会を制覇しており、ファンの間では「アメリカ大統領が密かに参戦している」というジョークが話題になっている。

現地時間10月23日に開催された『ギルティギア イグゼクス』の北米・欧州オープン・トーナメントでは、プレイヤーの「ジョー・バイデン」が4人の対戦相手を倒して無敗で優勝している。

トーナメントの順位表によると、「ジョー・バイデン」は他のプレイヤーと違ってツイッチ・チャンネルやツイッター・アカウントを所有しておらず、「ジョー・バイデン」というプロフィール名のディスコード・アカウントのみ表示されている。

「ジョー・バイデン」はこれまでに100以上の大会に出場しており、多くの大会で1位から3位を獲得している。また、使用するキャラクターは『ギルティギア イグゼクス』で大統領を目指す「チップ=ザナフ」が多く、同キャラクターはシリーズ後半に「東チップ王国」の大統領となるという。

「ACPR_Discord」は10月23日に実施された大会の結果をツイートしており、優勝者の「ジョー・バイデン」としてアメリカのジョー・バイデン大統領をタグ付けしたことで、今回のニュースが知られることとなった。

その後、『ギルティギア』のコミュニティ内では「ジョー・バイデン」の連勝は本物のアメリカ大統領によるものだ、というジョークが広まっている。

また、ツイッター・ユーザー「MonachVT」のツイートが大きな話題となっている。「現在“ジョー・バイデン”という『ギルティギア』のプレイヤーは出場する全大会を席巻しているけれど、誰も彼の正体を知らない。だから、みんな彼が(本物の)アメリカ合衆国大統領だと思ってるんだよ。私たちの銀行口座に2000ドルを振り込まずに、夜の闇に消えていくんだ」

このツイートには「チップ=ザナフをメインで使ってるのもアツい」というリプライが寄せられている。

実際にジョー・バイデン大統領は『ギルティギア』をプレイしていないとみられるが、アメリカ大統領が本作で話題になるのは今回が初めてではない。別のツイッター・ユーザーは、1999年にビル・クリントン元大統領が暴力的なビデオゲームの例として『ギルティギア』の広告チラシを取り上げた時のスクリーンショットをツイートし、「社会はここまで進歩した」と称賛している。

その他のニュースとして、バンダイナムコはPC版『ダークソウル プリペアー・トゥ・ダイ・エディション』のオンラインサービスを終了すると発表している。

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