Photo: miHoYo

『原神』では最大規模と思われるデータ流出事件がファンの間で話題になっている。

『原神』では、ほぼ一年分のアップデート内容やキャラクターの情報が流出したと見られており、コミュニティでは流出した情報があまりにも大量のため「津波」のようだと言われている。

10月22日から23日の週末にかけて、ホヨヴァースのサーバーから大量のデータが流出したとみられている。『ゲームズレーダー』によると『原神』のアップデート3.3から3.8までの内容が流出したという。

約36週間相当のデータが流出した計算になり、新キャラクター、ボス、武器、イベント、エリアなど、多数の未公開情報が含まれているという。なお、流出の経緯を鑑みて『NME』では当該情報へのリンクを記載しない。

今回の事件が起きる前には、アップデート1.5の開発ビルド(開発途中の状態)が流出する事件が起きている。この時ホヨヴァース(当時の社名はミホヨ)は、今後「違法な情報流出に対する取り組みを強化」していくと明言していた。

流出情報であるため、上記の情報は全て変更される可能性があり、特に新キャラクターの登場時期や使用武器などは変更対象になる可能性が高い。

現在、ホヨヴァースは本件についてコメントしていない。

『原神』の関連情報として、今年9月、ホヨヴァースは期間限定イベントを再プレイ可能にする方法を模索中だと発表している。

現在、『原神』の各キャラクター固有のストーリーである「キャラクター・ストーリー」の一部が閲覧できなくなっており、もし閲覧できたとしても、その後のストーリーの展開に合わせてシナリオが変更されている。

ホヨヴァースの広報担当者は、「アルベドやタルタリアといったキャラクターのストーリー・イベントが閲覧できないことに、ファンの皆様ががっかりしているのは認識しています」と述べており、ストーリーを閲覧できるようにするつもりだと説明している。

その他のニュースとして、『フォールアウト4』では次世代機向けのアップデートが2023年に無料配信される予定となっている。

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