配信が終了した『ストリートファイター6』のベータ版をPCでプレイできるMODが登場したことを受けて、カプコンはプレイヤーのPCからゲームのファイルを削除するパッチをリリースしている。
カプコンは10月7日から10日まで『ストリートファイター6』のクローズド・ベータ・テストを実施しており、抽選に当たったプレイヤーは来年の発売前に期間限定で本作のベータ版がプレイできるようになっていた。
『ゲームズレーダープラス』によれば、現地時間10月14日に登場したMODを使うと、ベータ版のオフライン対戦モードとトレーニングモードをPCで引き続きプレイできたという。
このMODは瞬く間に人気となったが、カプコンは現地時間10月19日にMODの対抗策として、プレイヤーのPCからゲームを削除するパッチをリリースしている。
同社はMODを使用したプレイをやめさせたかったのだと見られる。関連情報として、ベータ版は『ストリートファイター』のコミュニティから高い評価を獲得している。
記者のアラン・ウェンは『NME』のレヴュー記事で、『ストリートファイター6』はベータ版の時点で既に「2023年のゲーム・オブ・ザ・イヤー(1年で最も優れたゲーム)の最有力候補」であると述べており、特に没入感のある「バトルハブ」を称賛している。
アラン・ウェンは「カプコンは格闘ゲーム・コミュニティのために、アリーナのように広く、ゲームセンターのようなデザインのロビーを用意しています」と紹介している。「マッチメイキングを待ちながら退屈なメニュー画面を見続ける代わりに、作成した自分のアバターを操作して、ロビーの中を歩き回ったり、他のプレイヤーとチャットをしたりできます。また、筐体の前に座ってトレーニングモードをプレイしたり、対面に座った他のプレイヤーと対戦したりできます」
さらに、複数の新要素を称賛して、「ゲームのベース部分は作り込まれています。『ストリートファイター6』にはファイターにとっての楽園が広がっており、カプコン史上最高の格闘ゲームになるはずです」と続けている。
その他のニュースとして、『ファイナルファンタジーXVI』の世界観を紹介する最新トレイラー動画「アンビション」が公開されている。
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