Photo: Ubisoft

今後発売予定のリメイク版『スプリンターセル』でディレクターを務めるデイヴィッド・グリヴェルが11年間在籍したユービーアイソフトを退社したと報じられている。

『VGC』によると、デイヴィッド・グリヴェルはリンクトインに「新しい冒険に出る時が来ました」と投稿し、ユービーアイソフトを退社したと明かしている。リメイク版『スプリンターセル』はシリーズの最新作『スプリンターセル ブラックリスト』の発売から約9年を経て、昨年12月に開発が発表されたばかりだった。

デイヴィッド・グリヴェルは複数のAAAタイトルの開発に携わってきている。エレクトロニック・アーツの『クライシス2』、トム・クランシーの小説を元にした『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』や『スプリンターセル ブラックリスト』、そして『アサシン クリード ユニティ』でゲーム・デザイナーとして開発に関わっている。また、2016年発売の『ファークライ プライマル』ではリード・ゲーム・デザイナーを務めている。

リンクトインの投稿は次のように続いている。「ユービーアイソフト・パリ(『ゴーストリコン フューチャーソルジャー』)から、ユービーアイソフト・トロント(『スプリンターセル ブラックリスト』、『アサシン クリード ユニティ』、『ファークライ プライマル』、『ファークライ5・6』、『スプリンターセル リメイク』)まで、ゲーマーとして大好きな数多くのシリーズの開発に携わる機会に恵まれました」

「そして、ユービーアイソフトで一緒に仕事をした皆さんには心からの感謝するとともに、“オ・ルヴォワール(また会いましょう)”と言ってお別れしたいと思います。これは“アデュー(さよなら)”ではありません。ゲーム業界は狭いですから、いつかまた、ご縁があることを楽しみにしています」

2002年に発売された初代『スプリンターセル』は、プレイヤーがアメリカ政府の秘密組織「サード・エシュロン」に所属する優秀なスパイ「サム・フィッシャー」となり暗躍する。『スプリンターセル』シリーズはユービーアイソフトの根幹となるシリーズの1つで、新作や派生作品が多数展開されてきた。

現時点では、リメイク版『スプリンターセル』の具体的な発売日は発表されていないが、先月、ユービーアイソフトがリメイク版のストーリーを現代向けに洗練するためライターを募集していると報じられている。ストーリーの書き直しに加えて、制作スケジュールの遅れやディレクターの退社は開発に影響を与えていると考えられ、プレイヤーが再びサム・フィッシャーのステルス能力を駆使してゲームを楽しめる日はまだ遠いとみられる。

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