開発元のトレイアーク社は『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』および『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』で新武器のクロスボウを購入したプレイヤーに返金を行うと発表している。
日本時間3月19日に『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』のアップデートが配信されており、これによりゲーム内に新武器のクロスボウである「R1シャドウハンター」が追加されていた。このクロスボウを含むバンドルはゲームのストアで12000ポイント(日本円で約1500円)で販売されていた。
アップデートのパッチノートにはクロスボウが記載されておらず、また『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』のストアで購入できるものの、ゲーム内で使用できないという不具合が発生していた。しかし、プレイヤーがゲーム内のチャレンジでこの武器のベース・バージョンをアンロックすると、「R1シャドウハンター」が使用可能になることが発見されていた。
販売元のアクティヴィジョンは問題が発覚した後、クロスボウの販売を撤回するが、多くのプレイヤーはそれまでの間にクロスボウのアンロックとクロスボウ用の迷彩スキンの入手を目指してゲームをプレイしていたという。
アクティヴィジョンは次のようにツイートしている。「『コール オブ デューティ:ウォーゾーン』と『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』に、リリース予定よりも早く、特殊武器「R1シャドウハンター」が表示されていた問題を修正しました」
An issue with the R1 Shadowhunter weapon appearing earlier than planned in Warzone and Black Ops Cold War has been resolved.
Refunds are planned for players who purchased the bundle while it was live in the Store, and the bundle and in-game challenge will return at a later date.— Activision Support (@ATVIAssist) March 18, 2021
同社はストアで購入を行ったプレイヤーに返金を予定しているとツイートしたが、多くのプレイヤーはそれまで自分がプレイしたゲームの進行度がリセットされてしまうことを危惧し、怒りをあらわにしていた。
投稿サイトのレディットではこの問題に対するプレイヤーの反応をスレッドでまとめており、レディット・ユーザーのCybranwarrior22は次のように投稿している。「なんてこった……この為に私は2時間も費やしたのに、彼らは『おっと、間違えました。これをリリースするのは早すぎました』で済ませようとしているのか」
コミュニティからのフィードバックを受けて、トレイアーク社はプロジェクト管理ツールである「トレロ」で情報を公開し、クロスボウを既に入手したプレイヤーにはクロスボウが今後のアップデートで正式に配信される際にアンロックに必要な進行度が14/15に設定されるようになると発表している。
なお、迷彩スキンのアンロックの進行度に修正はないという。
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