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エレクトロニック・アーツは誤って予定よりも1か月早く『FIFA 23』のワールドカップ・モードを公開し、一部のプレイヤーが閲覧できる状態だったと報じられている。

ワールドカップ・モードは今年11月の「FIFAワールドカップ カタール 2022」の開催時期に合わせて導入が予定されている。

『ユーロゲーマー』によると、プレイステーション5版のプレイヤーたちがソーシャル・メディアでワールドカップ・モードのスクリーンショットを公開している。プレイステーション5版『FIFA 23』ではワールドカップ・モードへのアクセスが可能となっており、メニュー画面のオプションはまだ機能していないが、一足先に確認できる。

ワールドカップ・モードが誤って公開されたことで、4種のゲームモード「FIFA ワールドカップ・ライブ」、「FIFA ワールドカップ・キックオフ」、「オンライン・トーナメント」、「FIFA ワールドカップ 2022」が搭載されると判明している。

また、同ゲームモードでは合計48チームが登場する予定で、実際のワールドカップに出場するチーム数よりも16チーム多い。追加される16チームの詳細は不明だが、過去の『FIFA』シリーズのワールドカップ・モードでは、トーナメント枠に好きな国を追加できる機能が搭載されていた。

『FIFA 23』はシリーズ史上最大のローンチとなり、売上面では大成功を収めているが、リリース時の問題が複数発覚している。10月10日にエレクトロニック・アーツは「FIFA 23 ヒーロー・パック」を公開したが、「FIFAアルティメット・チームヒーロー」のレアアイテムを誤って大幅に値下げした2万5000コインで提供してしまっている。このレアアイテムには、数百万コインの価値が付く時があるという。

さらに、PC版ではパフォーマンスの問題やチート対策システムのエラーによるクラッシュが報告されており、否定的なレヴューが大量に残されている。

それでも『FIFA 23』は『FIFA』シリーズ最大の人気を誇るタイトルとなっており、エレクトロニック・アーツはリリース初週に1030万人以上がプレイし、『FIFA 23』はシリーズ史上最大の船出となったと発表している。

リリース当初に問題はあったが、本作自体は高く評価されている。ジェレミー・アボットは『NME』のレヴューで『FIFA 23』に4つ星を付け、英バークレイズのFA女子スーパーリーグやフランス女子サッカーリーグ(D1アルケマ)などが追加されており、「女性の代表選手が登場する新しい時代」が到来したと称賛している。

その他のニュースとして、『アモング・アス VR』がメタ・クエスト2、「リフト」プラットフォーム、スチームで11月10日にリリース予定となっている。

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