Photo: Amplitude Studios

セガ・ヨーロッパ、仏アンプリチュード・スタジオ、米アスパイアーの3社は連名で、「固有の問題」が発生したため、ゲーム機版『ヒューマンカインド』のリリースを当面延期すると発表している。

『ヒューマンカインド』はすでにPCでリリースされており、現地時間11月4日にプレイステーション5、プレイステーション4、XboxシリーズX/S、Xbox Oneでリリースが予定されていた。だが、詳細は分からないが、「固有の問題」があるため、当面の間リリースは延期されるという。

オンライン・ショップで『ヒューマンカインド』を予約購入したプレイヤーには、各プラットフォームのキャンセル・ポリシーに基づき返金が実施される。

セガ・ヨーロッパは「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、セガ・ヨーロッパとアンプリチュード・スタジオ、アスパイアーはゲーム機でプレイする皆様に最高の『ヒューマンカインド』を体験していただけるよう努力していますのでしばらくお待ちください」と述べている。

「現時点では新たなリリース日をお知らせできませんが、見通しが立ちましたら皆様にお知らせいたします。コミュニティの皆様の変わらぬサポートとご理解に感謝いたします」

なお、問題の内容やゲーム機版の発売時期など、詳細は公表されていない。

さらにセガ・ヨーロッパとアンプリチュード・スタジオは日本時間11月10日にリリースされる初の拡張パック「共に支配を」の制作に「懸命に取り組んでいる」と述べている。

PC向け「共に支配を」は、外交に焦点を当てた拡張パックとなっており、プレイヤーは国際的なドクトリンを投票で決定して国際紛争を共同で仲裁したり、新たなユニット・ファミリー「エージェント」を利用して他の帝国に潜入できる。また、新通貨「レバレッジ」を使って、帝国に自分の利益になるような特定の行動を取らせることも可能で、さらに新属性「外交」が導入されている。セガ・ヨーロッパはこの拡張パックについて「世界を新しい視点で捉えており、外交とスパイ活動に焦点を当てた新しいゲームプレイ機能で、プレイヤーはこれまでとは異なる方法で紛争を解決できます」と説明している。

「積極的な潜入捜査や秘密のエージェントを利用して情報を集めたり、大使館を建てて国際的な関係を深めたり、『人類会議』を通じて帝国間のグローバルな関係を主導します」

その他のニュースとして、グーグル・ステイディアのサービスの終了に伴い、グーグル・ステイディア上の『サイバーパンク2077』のセーブデータを他のゲーム機に転送できることが明らかになっている。

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