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グーグルはクラウド・ゲーミング・サービス「ステイディア」のサービス終了を発表してからわずか2週間後に、「クラウドゲーム向け」クロームブックの新型モデルを3機種発表している。

今回発表された新型クロームブックのモデル名は「エイサー・クロームブック516 GE」、「レノボ・アイデアパッド・ゲーミング・クロームブック」、「エイスース・クロームブック・ヴァイブCX55フリップ」となっており、かつてグーグル・ステイディアの売りだった「クラウドゲーム向け」という宣伝文句が使われている。

各モデルの機能として、最低でも120Hzのリフレッシュレートと最大1600ピクセルの解像度、そして臨場感あふれるオーディオに加えて、WiFi6またはWiFi6Eへの接続に対応している。また、「ジーフォース・ナウ」があらかじめインストールされており、Xboxクラウド・ゲーミング、アマゾンのクラウド・ゲーム・サービス「ルナ」、グーグル・プレイに対応する予定となっている。もちろんグーグル・ステイディアには対応しない。

新型クロームブックはゲームプレイ時に1080pの解像度で毎秒120フレームで動作することが、英ゲーム機器会社のゲームベンチによって検証されている。また、入力レイテンシー(遅延)が「家庭用ゲーム機の水準」の85ミリ秒以下であると謳っている。

他にも、周辺機器メーカーのエイサー、ハイパーエックス、コルセア、レノボ、スティールシリーズと提携しており、各社のアクセサリーに対応するという。

グーグルは今年9月にステイディアのサービスの終了を発表しており、短いサービス期間の中でもさまざまな問題が報告されていた。グーグル公式ブログでは、ステイディアについて「期待したほどユーザーから支持を得られなかった」と述べつつ、導入された技術については「ゲーム事業に留まらず幅広い事業で活用していける」と説明している。

グーグル・ステイディア関連の情報として、複数の開発会社がステイディアのサービス終了について事前通告を受けておらず、同サービス向けにゲームをリリース予定だったという。

英ノー・モア・ロボッツの創業者であるマイク・ローズは次のようにツイートしている。「まいったな、11月にステイディアでゲームを1本リリースする予定なのに。もしかしたらグーグルは(ステイディアの)サービス終了が原因で生じる損害も保証してくれないんじゃないか?」

その他のニュースとして、ヴァルヴ社が求人情報を公開しており、同社が新しいVR機器の開発を進めているのではないかと推測されている。

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