プラチナゲームズの社長が、長年にわたり任天堂で活躍した山根隆雄を副社長に迎えたことで両社の間に「より強固な関係を築く」ことができると語っている。
プラチナゲームズの代表取締役社長である稲葉敦志は、任天堂に20年以上在籍した山根隆雄がプラチナゲームズの副社長に就任したことが、任天堂との今後のさらなる協業のチャンスとなると見ている。
稲葉敦志は『VGC』のインタヴューで次のように語っている。「山根隆雄は条件面に不満があって任天堂を去ったわけではありませんし、任天堂とのパートナーシップは私たちにとって非常に重要で、これからも続いていくでしょう」
「山根さんが加わったことで、プラチナゲームズは任天堂とより強固な関係を築いていけると確信しています。(山根さんの入社は)プラチナゲームズにとってプラスでしかありません」
また、最近ではプラチナゲームズが開発した『バビロンズフォール』が短期間でサービス終了が決定しているが、稲葉敦志は同インタヴューで将来的にライヴ・サービス型ゲームを手掛けることに関心があると明かしている。
先日、稲葉敦志は『VGC』の別のインタヴューで、『バビロンズフォール』がリリース1周年を1週間後に控えた2023年2月28日にサービスを終了することになり、プレイヤーたちの落胆に対して「非常に心苦しく思っている」と述べていた。
同タイトルは不本意な結果となったが、稲葉敦志はライヴ・サービス型ゲームに関する計画の変更はまったく考えていないと語り、プラチナゲームズは『バビロンズフォール』の経験から学んだとして、「ライヴ・サービス型ゲームは私たちが本当にやりたいことであり、今後力を入れていきたいと思っています」と述べている。
また、稲葉敦志は今後のライヴ・サービス型ゲームでは、『バビロンズフォール』でスクウェア・エニックスが販売を担当したような共同で事業を行うことはないと示唆している。
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