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マイクロソフトの定額制サービス「Xboxゲーム・パス」はこれまで収益に関する情報は非公開とされてきたが、ある資料により年間の収益が明らかとなっている。

今回、マイクロソフトが進めているアクティヴィジョン・ブリザード社買収の参考資料の一部として、海外メディアがXboxゲーム・パスの収益を掲載している。買収を承認したブラジル経済擁護行政委員会(CADE)は、買収承認の理由を示す文書を発表しており、文書にはゲーム各社に関する多くのデータが含まれている。

海外メディア『トイーク・タウン(TweakTown)』に掲載されている資料によれば、Xboxゲーム・パスは2021年1月までの会計年度で26億ポンド(約4200億円)の収益を上げているが、Xboxゲーム・パスのPC向けプランである「PCゲーム・パス」の収益は含まれておらず、2021年1月までの総収益は明らかになっていない。

とはいえ、Xboxゲーム・パスの収益はXbox部門の147億ポンド(約2兆3600億円)の約18パーセント、ゲームおよびサービスからの113億ポンド(約1兆8200億円)の約30パーセントに相当する。

マイクロソフトはXboxゲーム・パスの加入者数を定期的に公開しているわけではないが、2020年9月から2021年1月の間に1500万人から1800万人に増加している。

ただし、『ユーロゲーマー』が指摘しているように、今回明らかになったXboxゲーム・パスの収益にはXboxゲーム・パスによるゲームの割引セールの売上やダウンロード・コンテンツの売上が含まれているかどうかわからず、算出方法が不明のままとなっている。

ちなみに、他社のサービスの収益に関しては、Nintendo Switch Onlineが8億4300万ポンド(約1400億円)、EAプレイは3億2200万ポンド(約520億円)だったことが『ツイーク・タウン』の記事で明らかとなっている。

この資料はアクティヴィジョン・ブリザード社の買収計画の精査後に発表されている。EUの規制当局は買収の影響や、マイクロソフトが『コール オブ デューティ』シリーズのような大作の一部を独占する懸念があるか、競合他社に質問している。だが、EUの規制当局が調査を行っている状況にもかかわらず、マイクロソフトの最高経営責任者は買収を進められると「確信している」と述べている。

その他のニュースとして、アトラス社は『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の協力型カードゲームを2023年に発売することを発表している。

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