ZA/UMスタジオでRPG『ディスコ・エリジウム』の開発に携わった複数の中核メンバーが「不本意な形で」退社したことが明らかになったが、同社は「現在も総力をあげて」開発していると発表している。
現地時間10月1日にZA/UMスタジオの創業者であるマーティン・ルイガは電子プラットフォーム『メディウム』に記事を投稿して、2021年末に複数の中核メンバーが残念な形で開発スタジオを去ったと記載している。
マーティン・ルイガは「ZA/UM文化協会の解散」を発表するとともに、『ディスコ・エリジウム』のリード・デザイナーであるロバート・クルヴィッツ、ライターのヘレン・ヒンドペア、アート・ディレクターのアレクサンダー・ロストフがZA/UMスタジオを退社したと明かしている。
「私、マーティン・ルイガはZA/UM文化協会の創設メンバーで幹事を務め、また開発チームの主要メンバーの多くを集めましたが、今回、ZA/UM文化協会の解散をお知らせします。(これはZA/UMスタジオとは別組織です。ロバート・クルヴィッツ、ヘレン・ヒンドペア、アレクサンダー・ロストフは昨年末にZA/UMスタジオを辞めることになり、開発チームから外れました)」
「『ディスコ・エリジウム』の続編を待ってくださっている熱心なファンの皆さんにとっては残念なお知らせだと思います……文化協会の解散理由は創業当時の理念を失ってしまったからです」
『ゲームスレーダー』によると、現地時間10月3日にZA/UMスタジオの広報担当者が「総力をあげて『ディスコ・エリジウム』の開発を続けている」と発表している。発表内容は次の通りとなっている。
「どんなゲームでもそうだと思いますが、これまでも、現在も総力をあげて『ディスコ・エリジウム』の開発に取り組んでいます。開発にはチームメンバー全員の貢献が不可欠であり、大切にしています。現時点でお伝えできるのは、ZA/UMスタジオの開発チームは次のプロジェクトの開発に注力しているということだけです。近いうちに、さらなる情報をお届けできるのを楽しみにしています」
その他のニュースとして、アクティヴィジョン・ブリザード社のチーフ・コンプライアンス・オフィサーだったフランシス・タウンゼントが同役職を退任したことが明らかとなっている。
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