SF小説『デューン 砂の惑星』を原作として制作されるも発売中止となっていたゲーム『デューン:オーニソプター・アサルト』が、20年の時を経て新タイトル『エランド:ザ・クリスタル・ウォーズ』としてリリースされている。
本作は2001年に『デューン:オーニソプター・アサルト』のタイトルで、ゲームボーイアドバンス用ソフトとして開発されていた。ところが2002年に発売中止が決定し、開発元のクライオ・インタラクティヴは本プロジェクトを中止している。
『PCゲーマー』によると、クラッシック・ゲームの保護を専門とする企業「レトロ・ルーム・ゲームズ」は「キックスターター」で352人の支援者から総額2万1222ドル(約300万円)の資金を調達し、お蔵入りとなっていた『エランド:ザ・クリスタル・ウォーズ』をスチームでリリースするに至っている。
『エランド:ザ・クリスタル・ウォーズ』では、プレイヤーはエランド社の優秀な戦闘機パイロット「イーサン・ランカシャー」となり、密輸業者によるクリスタル採掘場の攻撃を阻止したり、クリスタル採集者たちを採掘場に送り届けたりすることになる。
銀河系のはずれにある砂漠の惑星「エランド」を舞台とし、宇宙船の建造に必要な鉱物やクリスタルを採掘できる鉱山が豊富に存在する。プレイ可能なミッションは23種類あり、重火器を装備した最新鋭の戦闘機を操縦するミッションも用意されている。
また、好きなタイミングでのセーブ、コントローラー対応、リマッピング、クラウドセーブ、画像のサイズ変更やスムージング(画像を滑らかに見せる処理)など、最新機能も搭載されている。
『エランド:ザ・クリスタル・ウォーズ』は10月3日にスチームでリリースされており、定価は1640円となっているが、10月10日まで1476円で販売されている。
その他のニュースとして、『ホライゾン フォービドゥン ウェスト』で新規コンテンツが登場する可能性があると報じられている。本作でサイレンス役を演じた俳優のランス・レディックが「『ホライゾン フォービドゥン ウェスト』のセッション中!」と記載して動画をツイートしたことで、この件が明らかとなったが、当該ツイートは既に削除されている。
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