Photo: Riot Games

『リーグ・オブ・レジェンド』は現地時間10月4日から「プレシーズン2023」がパブリックベータ環境で公開予定となっている。公式サイトではプレシーズン2023プレビュー記事を公開しており、「ケミテック・ドレイク」の復活、ジャングルの変更、また新たな要素として「ペット」の登場を紹介している。

開発元のライアットゲームズはプレシーズン2023ではジャングルに大幅な変更を加えることを明らかにしている。

さらに、プレイヤーたちの「不満の声」を受けて今年1月に削除されていたエレメンタルドレイクの1種「ケミテック・ドレイク」をプレシーズン2023から復活させるという。

ただし、不評だった「ケミテック・ドレイク」がガス地帯を発生させて、全てのチャンピオンをカモフラージュしてしまうという点はプレシーズン2023で変更される。プレイヤーは「ケミテック・ドレイク」を倒すと、行動妨害耐性が強化され、体力回復量とシールド耐久値が増える。また、ケミテック(ドラゴン)ソウルを獲得したチームは、体力が一定以下になった時に追加で敵にダメージを与えられるようになる。

「ケミテック・ドレイク」のリフトなども変更されている。「ブラストコーン」を破壊した爆発でチャンピオンを通常より2倍遠くに飛ばせるようになる。「ハニーフルーツ」を拾うと、スロウ効果を受ける代わりにシールドが付与される。「スクライヤーブルーム」を破壊すると、所在がわかっている敵チャンピオンの方向に速く移動できるようになる。

ライアットゲームズはプレシーズン2023では「ケミテック・ドレイク」の復活や、ジャングルの大幅な変更を今年8月の時点で告知していた。最大の変更点は「ペット」の追加があげられる。「ペット」が進化するとプレイヤーの能力が強化されるようになる。

「ペットは、ジャングルでモンスターをキルすると入手できる“おやつ”で進化します。試合が進むにつれて、少しずつ進化していくのです」とライアットゲームズは説明している。「ペットは進化すると、飼い主のアバター(プレイヤー)のさまざまな能力を強化してくれます」

ペットは3種類追加され、特徴がそれぞれ異なっている。「ノクサス エンバーキャット」はプレイヤーの攻撃にスロウ効果を追加し、ダメージ量を増やす。「イシュタル イシャマンダー」はタンク向けで、プレイヤーのスロウ耐性と行動妨害耐性を強化できる。「アイオニア クラウドリーパー」はプレイヤーのマップ内での移動速度を上げられる。

ペットのほか、ジャングルにはゲームの初心者にもやさしい変更が加わる。ジャングル内の「おすすめルート」がミニマップ上に表示され、モンスターの行動範囲を示す「行動範囲インジケーター」がフィールド上に表示されるようになる。また、チームメイト間のコミュニケーションが円滑になるよう、ピンホイールで使えるピンの数が2倍に増える。さらに、オブジェクトを狙いに行くかどうか、チーム内で投票できる機能が追加される。

その他、トップレーンでは「ミッドレーンやボットレーンより重要アイテムの入手やレベル上げを早くできる」ように獲得できる経験値の効率が調整されている。また、12種類の新アイテムが登場する。

『リーグ・オブ・レジェンド』の関連情報として、ライアットゲームズはゲームの公式世界大会「ワールド・チャンピオンシップ2022」のテーマ曲にリル・ナズ・Xの新曲“Star Walkin”が選ばれたと発表している。

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