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米グーグルのクラウド・ゲーミング・サービス「ステイディア」の提供が現地時間2023年1月18日に終了するとの発表を受けて、複数の開発会社がステイディアでゲームのリリースを予定していたにもかかわらず、サービス終了を事前に知らされていなかったと反応している。

英ノー・モア・ロボッツの創業者であるマイク・ローズはこのニュースについて次のようにツイートしている。「なんてこった。私たちは11月にステイディアでゲームを1本リリースする予定なのに。サービス終了に伴う損害に関して、グーグルが支払うことはないでしょう」

「『ステイディアでゲームを出して欲しい』とリクエストした人へ。私たちがゲームを出さなかった理由は、まさにここにあります」とマイク・ローズは続けている。「今でもステイディアからメールがなく、ゲームや取引の現状については何の説明もありません。事前にパートナーに伝えたり、連絡してくれれば良かったのに」

英SFBゲームズの共同創業者であるトム・ヴァイアンも同様に「『タングル・タワー』は2日後にステイディアでリリース予定でしたが、この記事で初めてサービスが終了すると知りました」とツイートしている。

「11月1日に発売予定のタイトルがあります」と米ゲーム開発者のレベッカ・ハイネマンは述べている。「グーグルは少なくとも当社に連絡し、ステイディア向けのタイトルがお蔵入りになった痛みを和らげようと取り組んでいます。他のプラットフォームでリリースしますが、それでもこれは痛い」とレベッカ・ハイネマンは続けている。

「本当にひどいニュースで、大変驚きました」と独・開発スタジオのクロックワーク・オリジンズはツイートしている。「ステイディア版の移植と開発に多くの時間を費やしましたが、その費用は二度と回収できなくなりました」

グーグルは2019年11月にステイディアのサービスの提供を開始したが、同社が今年2月にステイディアを開発した社内スタジオの閉鎖を発表したことで、ここ数ヶ月間はサービスの終了が噂されていた。

7月末の時点ではグーグルはサービス終了の噂を否定していた。「ステイディアのサービスは終了しません。プラットフォームと(有料サブスクリプション・サービスの)ステイディア・プロにより多くの素晴らしいゲームを追加するよう取り組んでおりますので、ご安心いただけたら幸いです」

現地時間9月29日にグーグルはステイディアのサービス終了を正式に発表し、グーグル・ストアで販売された全てのステイディア用ハードウェア、ゲーム、アドオンには払い戻しが適用される予定と告知している。

グーグルは公式ブログで次のように発表している。「ご利用のお客様は2023年1月18日までライブラリにアクセスして、ゲームを最後までプレイできます。2023年1月中旬には大半の払い戻しが完了する見込みです」

その他のニュースとして、2018年発売の『ゴッド・オブ・ウォー』を今年PCに移植したジェットパック・インタラクティヴが、ソニーと共同でライヴ・サービス型の新作タイトルを開発中と発表している。

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