見下ろし型のアクション・アドベンチャー・ゲーム『チュニック』が9月27日よりプレイステーションとNintendo Switchでリリースされている。
『チュニック』は元々3月にPCおよびXbox向けに発売されており、今回初めてプレイステーション版とNintendo Switch版が登場している。
本作をプレイしたことがない人向けに説明すると、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズにインスパイアされた「子ギツネの大冒険」を描いた作品となっている。
ニンテンドーeショップでは、「荒廃した島に打ち上げられたあなたは好奇心だけを頼りに、巨大な獣と対峙したり、奇妙で強力なアイテムを集めたりして、失われた古代の秘密を解き明かすこととなります」と紹介されている。
ゲームの中でプレイヤーは、謎解きやゲームの説明書の復元に挑戦し、強いボスと対戦することになる。
だが、『チュニック』は内容をあまり知らない状態でプレイするのが一番いいとされている。3月に公開した『NME』のレヴューで高く評価されているように、『チュニック』の最大の長所はガイドに従うのではなく、プレイヤー自身の好奇心で謎を解き明かすことにある。
『NME』のレヴューでは、「大作アドベンチャー・ゲームやRPGをプレイして、チュートリアルをすべて飛ばしているように感じる」と評されている。「プレイヤーの皆さんはおそらく、これから何が起こるのか何となく想像できると思いますが、あなた自身の好奇心に従うことをお勧めします」
今年、『チュニック』のゲーム音楽の作曲者であるライフフォームド(Lifeformed、本名テレンス・リー)はサウンドトラックの制作方法について『NME』のインタヴューを受けている。
テレンス・リーは「レトロゲームのサウンドトラックの好きだった部分を思い出して『チュニック』の楽曲制作の参考にしたかったのですが、そういうサウンドトラックがあまりありませんでした」と語っている。「過去のゲームを思い出してみても、参考にならないような感じがします。自分たちの考えをそのまま形にすることで、現代でも通用する楽曲が制作できたらいいなと思いました」
その他のニュースとして、リスポーン・エンターテインメントの開発者が一部のプレイヤーから嫌がらせ行為を受けているという報道を受けて、ミュージシャンのT-ペインが『エーペックスレジェンズ』のファンに対して、嫌がらせ行為をやめるよう呼びかけたことが明らかとなっている。
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