Photo: EA Sports

9月27日から配信されたアーリーアクセス版『FIFA 23』のサーバーが一時的にダウンしていたことが明らかとなっている。

『FIFA 23』については『FIFA 23 アルティメット エディション』の予約購入者と「EAプレイ」、「Xboxゲーム・パス・アルティメット」の加入者が『FIFA 23』通常版の発売前にアーリーアクセス版をプレイできるようになっていた。

しかし、プレイヤーが「アルティメット・チーム(FUT)」モードをプレイすると次のようなエラー・メッセージが表示されて、アクセスできなくなっていたという。「FUTサービスが混み合っています。もう一度やり直してください」

ネットサービスの障害情報を提供している「ダウンディテクター」によれば、『FIFA 23』のサーバーで障害が発生したという報告は配信開始からわずか30分で750件を超えている。『FIFA』のサブレディットでも、サーバーのダウンに関する複数のスレッドが立てられている。

エレクトロニック・アーツはサーバーが復旧するまでに要する時間についてはコメントを出していなかったが、『FIFA 23』のPC版にアクセスできない不具合については調査中としていた。PC版ではゲームの起動時に「EAのサーバーがダウンしています。現在復旧中ですので、しばらくしてからもう一度お試しください」というメッセージが表示されていたという。

エレクトロニック・アーツの公式フォーラム・サイト「アンサーズHQ」ではコミュニティ・マネージャーが不具合を「現在『FIFA』チームが調査中」と投稿しており、不具合を一時的に修正できる複数のファイルが共有されていた。投稿の確認はこちらから。

https://answers.ea.com/t5/Technical-Issues/UNDER-INVESTIGATION-The-Application-Encountered-An-Unrecoverable/td-p/11845757

『FIFA 23』の通常版は9月30日にリリースが予定されている。エレクトロニック・アーツはここ数週間のうちに『FIFA 23』に採用される新機能の一部を公開しており、「批評的な実況解説をオフ」にするオプションや、PC版『FIFA 23』にカーネルレベルで動作するチート対策システムを導入すると発表している。

とりわけ、今月最大の『FIFA』関連の発表としては、アップルTVのドラマシリーズ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』とのコラボレーションが挙げられる。エレクトロニック・アーツは『FIFA 23』にドラマの監督「テッド・ラッソ」やサッカークラブ「AFCリッチモンド」が登場すると発表している。また、AFCリッチモンドの選手としてドラマのスター選手であるサム・オビサニア、ダニ・ロハス、ロイ・ケント、ジェイミー・タートや、チームの拠点「ネルソン・ロード」も登場する。

その他のニュースとして、トロンボーンを演奏するリズム音楽ゲーム『トロンボーン・チャンプ』をVRヘッドセットでプレイできる非公式のMODがゲーム配信サイト「イッチ・ドット・アイオー」で配信されている。

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