Photo: videogamedunkey/YouTube

YouTubeチャンネル「ビデオゲームドンキー」を運営する人気YouTuberのドンキーが独立系のゲーム販売会社「ビッグモード」を設立したと発表している。

ゲーム情報メディア『デキサート』によると、ビッグモードはインディ・ゲームのプロジェクトに焦点を当て、数多く存在するゲームの中で「注目に値する」タイトルをサポートすることを目指している。

YouTubeチャンネル「ビデオゲームドンキー」の登録者数は700万人を超えており、先日の『グランド・セフト・オート6』のゲームプレイ動画が流出した件を取り上げた最新動画は記事執筆時点で390万回以上の再生回数を記録している。

ドンキーは会社設立を発表する中で、妻のリアとともにビッグモードを立ち上げたと説明している。

「僕たちは、単に会社の顔として在籍するわけではありません。僕たち自身が会社なのです。最優先事項は最高のゲームを販売することです。ビッグモードという社名が、僕のお墨付きを意味するようになることを目指しています」

また、ドンキーは11年にわたるYouTuberとしての活動では「心から感動したタイトルをYouTubeで取り上げ、称賛してきた」と話している。

「長年にわたって最高のインディ・ゲームを常に探し求め、取り上げたタイトルは正当に評価するよう心がけてきました。本当に注目に値するゲームを数百万人に紹介してきました」

「ビッグモードは僕のYouTubeチャンネルの次のチャプターとなることでしょう」

発表の全容は上記の動画で確認できる。

ドンキーはすでにビッグモードの公式サイトとソーシャルメディアのアカウントを開設している。公式サイトでは個人開発者やインディ・ゲーム会社をはじめゲームを完成させた人々に同社への連絡を呼びかけている。

公式サイトには「企画から完成間近まで、どの段階でもサポートします」と記載されている。

「資金調達、開発サポート、宣伝およびコミュニティ管理、品質管理、移植およびローカライズ、販売促進など、ゲーム販売に必要な基本サービスも支援します」

なお、ビッグモードは現在、NFT、暗号通貨、ブロックチェーン技術に基づいたタイトルの企画は一切受け付けていない。

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