Photo: Riot Games

ライアットゲームズは『ヴァロラント』の最新パッチノートを公開しており、マップ「パール」の変更をはじめ武器のアップデートや不具合の修正を実施している。

「パッチ5.06」では、今夏にリリースされた新マップ「パール」にいくつかの変更が加えられている。移動を妨げる障害物やクリアリングが困難な場所を減らし、アタッカーとディフェンダーの双方が移動しやすいようにエリアが改善されている。

マップのBメインでは左側にある壁を腰の高さまで低くし、完全に隠れることができないように変更されているほか、中央ショップの高台はアタッカーに有利なエリアだったが、高台を延長することでディフェンダーも互角に戦えるようになっている。

さらに、Aアートはアタッカーもディフェンダーも効率的な移動が難しかったことから、クリアリングの必要な場所を減らしてエリア内を簡素化している。

ライアットゲームズは今回のマップの変更を「大幅な変更」と表現しており、数か月にわたってプレイヤーからのフィードバックを基に準備を進めたと述べている。さらに、「(マップの)骨組みは良いものの、少し手を加える必要がありました」と続けている。

今回のアップデートで変更が加えられたのは「パール」だけではない。武器「スティンガー」にもいくつかのアップデートが施されており、プライマリ射撃とオルト射撃のエラーが調整されている。プライマリ射撃では拡散率の上限が7発目以降の1.6から6発目以降の1.3へと引き下げられている。スティンガーは「制御しやすく短射程で効果的に相手を倒せること」を目標とした武器であるものの、現時点では接近戦でさえも扱いづらい場合があるとライアットゲームズは説明している。同社は拡散率の上限を引き下げることで、スティンガーが扱いやすい武器になると見込んでいる。

また、オルト射撃もエラーが調整されており、初弾エラーの確率を0.5から0.35へと変更されている。ライアットゲームズは、オルト射撃は精度を高めるためのオプションにもかかわらず、特にバースト射撃を行いたい場合の射程において初弾の精度に意図した以上のばらつきがあったと述べている。

その他、今回のアップデートでは悪質行為を行ったプレイヤーをゲームプレイに基づいて検出し、試合終了画面にどのプレイヤーが悪質行為を行ったかを表示する機能「悪質行為のインジケーター」も導入されている。この機能は、アンレート、コンペティティヴ、スパイク・ラッシュ、レプリケーションに追加されており、今後は他のゲームモードにも導入される見通しとなっている。

最後に試合終了後もクラッチ・ミュートが継続したり、フレンド全員がパーティから退出した後も承認待ちの招待が表示され続ける、など複数の不具合も修正されている。

その他のニュースとして、ロックスター・ゲームスは先日の『グランド・セフト・オート6』のゲームプレイ動画の流出に関してコメントを発表しており、サービスの提供にも開発にも影響は出ないと述べている。

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