Photo: EA, Marvel

エレクトロニック・アーツは同社のモーティヴ・スタジオが「まったく新しいシングルプレイ主体のサードパーソン・アクションアドベンチャー」の「アイアンマン」ゲームをマーベル・ゲームズと共同で開発中と発表している。

現地時間9月20日に公開されたブログ記事で、エレクトロニック・アーツはモーティヴ・スタジオが手掛ける「アイアンマン」ゲームが「開発の準備段階にある」ことを明らかにしている。同スタジオは現在、リメイク版『デッドスペース』の制作に取り組んでいる。

また「本作はマーベル・ゲームズとの共同で開発されており、主人公『トニー・スターク』の魅力やカリスマ性、創造力を表現した『アイアンマン』の様々な歴史を描くオリジナル・ストーリーが展開され、プレイヤーはまさに『アイアンマン』になった気分でプレイできる」と述べている。

さらに同社はゲーム版「アイアンマン」が現在開発の準備段階にあり、マーベル・ゲームズと計画している「複数のコラボレーション作品のうちの1作目」であると述べている。

「アイアンマン」ゲームの開発は、アイドス・モントリオール社の『マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でゲーム・ディレクターを務めたオリビエ・プルーが指揮する。彼は「現在のエンターテイメント界を代表するスーパーヒーローを題材にしたビデオゲームを制作する機会に恵まれて光栄です」と述べている。

「私たちは、自分たちの作品と呼べるような新しいオリジナル・ストーリーを生み出す大きなチャンスに恵まれています。マーベルは私たちが斬新な作品を作るよう応援してくれているのです」と彼は続けている。「制作の自由度が高いので、開発チームにとってとても魅力的です」

さらに、イアン・フレイザーも「アイアンマン」ゲームの開発に参加する。彼は『スター・ウォーズ:スコードロン』のクリエイティブ・ディレクターであり、『マスエフェクト:アンドロメダ』のリード・デザイナーも務めていた。また、最近ではプロダクション・ディレクターとして、ユービーアイソフトと共に『イモータルズ フィニクス ライジング』や『アサシン クリード オデッセイ』の開発を手掛けたマエレン・ルミノーも制作に参加する予定となっている。

その他のニュースとして、エレクトロニック・アーツの最高経営責任者であるアンドリュー・ウィルソン、『コール オブ デューティ』シリーズのプラットフォームをめぐる憶測を受けて、今後同シリーズがXbox独占配信となればクロスプレイに対応する『バトルフィールド2042』にとって「非常に大きなチャンス」になると述べている。

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