Photo: Riot Games

ライアットゲームズは『リーグ・オブ・レジェンド』の公式世界大会「ワールド・チャンピオンシップ2022」のテーマ曲にリル・ナズ・Xの新曲“Star Walkin”が選ばれたと発表している。

“Star Walkin”は、メキシコシティでの「ワールド・チャンピオンシップ2022」開幕6日前の9月23日にリリース予定となっている。さらに、11月5日にサンフランシスコの「チェイス・センター」アリーナで開催される決勝戦ではリル・ナズ・Xのライヴ演奏が予定されている。

このライヴ演奏に先駆けて、リル・ナズ・Xとライアットゲームズのコラボレーション企画として、「プレシーズン 2023」で追加される新たなチャンピオン「ケサンティ、プライド・オブ・ナズマ」専用のスキンである「プレステージ・エンピリアン・ケサンティ」をリル・ナズ・Xがデザインしている。このスキンは11月3日から11月14日までの期間限定で配信され、「ワールド・チャンピオンシップ2022」開催中に特別ミッションをクリアして、限定トークンを入手するとアンロックできる。

リル・ナズ・Xは「何か新しいことに挑戦する時が来たと感じた。もうポップ・カルチャー界ではいろいろな功績を残してきたから、今度はゲーム業界に挑戦する番だ」とコメントしている。

「俺は『リーグ・オブ・レジェンド』史上で一番偉大なボスになる。そして、ワールド・チャンピオンシップ史上最高のテーマ曲を作って、一番豪華で、一番クールで、一番魅力的な大会にするつもりだ! これからは“Star Walkin”以外の曲を聴くのは禁止だ」

ライアットゲームズのeスポーツ大会部門の最高責任者であるナズ・アレタハは開発チーム一同がリル・ナズ・Xの「発想力、情熱、そして確立されたスタイル」に「圧倒」されたとコメントしている。

リル・ナズ・Xのコラボレーションは、ライアットゲームズが立ち上げた音楽関連の企画の中で最も新しいものとなっている。2021年には『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観を元に制作された「アーケイン」がネットフリックスで公開されており、パリス、プシャ・T、デンゼル・カリーといったアーティストがサウンドトラックに曲を提供している。さらに、2014年の「ワールド・チャンピオンシップ」ではイマジン・ドラゴンズの“Warriors”がテーマ曲に選ばれている。

『リーグ・オブ・レジェンド』関連のニュースとして、ヨーロッパ・チャンピオンシップで実況を務めているトレヴァー・ヘンリー(通称:クイックショット)が先週の『NME』とのインタヴューで、チャンピオンシップ大会が再び対面式で開催されることについて語っている。

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