英レア社の代表作であるFPS『ゴールデンアイ 007』がXboxゲーム・パス(家庭用ゲーム機版含む)およびNintendo Switch Online追加パックに登場することが明らかとなっている。
『ゴールデンアイ 007』の「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」への追加は、9月13日配信の「ニンテンドーダイレクト 2022.9.13」で発表されている。今回の発表では2023年に配信とだけ告知されており、具体的な配信日は未定となっている。通常「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」では毎月新たなタイトルが追加される。
ニンテンドー・オブ・アメリカの公式ツイッター・アカウントには、「工作員の諸君、目標に備えよ」と記載されている。「NINTENDO64版『ゴールデンアイ 007』がNintendo Switch Online + 追加パックにオンラインプレイ対応で登場!」
Ready up for your objective, secret agents. Nintendo 64’s GoldenEye 007 is coming soon to Nintendo Switch for #NintendoSwitchOnline + Expansion Pack members, now with online play! pic.twitter.com/pXNzpDW7Ud
— Nintendo of America (@NintendoAmerica) September 13, 2022
『ゴールデンアイ 007』を手掛けるレア社も、Xboxファンに向けて再販の詳細を伝えている。
「オリジナル版の発売から25年、Xboxで忠実に再現された『ゴールデンアイ 007』をお楽しみください。実績、4K解像度、より滑らかなフレームレートなどを搭載し、さらに分割画面でのローカル・マルチプレイヤーにも対応しています!」
今年6月に『ゴールデンアイ 007』が復活するとの噂は広まっていたが、オンラインプレイの対応はファンにとって嬉しいサプライズ発表とみられる。7月にはロシアによるウクライナへの軍事侵攻が原因で、『ゴールデンアイ 007』の開発が頓挫していると報じられていた。
昨年、本作のゲーム音楽を手掛けたグラント・カークホープは『NME』との取材で、NINTENDO64向けタイトルにおける自身の業績について語っている。
グラント・カークホープは次のように当時を振り返っている。「あの頃、レア社にいられたのは素晴らしいことでした。次々とヒット作を作り出し、『レア社の黄金期』と呼ばれるようになったあの時期に、あの会社に在籍できたのですから。『バンジョーとカズーイの大冒険』は音楽や効果音をすべて自分で手掛けた最初のタイトルだったのですが、その後『ゴールデンアイ 007』や『ドンキーコング』など他のタイトルにも参加する機会を得られるなんて、思いもしませんでした。完全に偶然の産物です。振り返ってみると、一体どうしてあんなことが起きたんだ、と思いますね」
その他のニュースとして、「ニンテンドーダイレクト 2022.9.13」では、2023年1月20日に発売予定の『ファイアーエムブレム エンゲージ』に、ファンからの人気が高いキャラクターが登場することが明らかとなっている。
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