『ヘイロー』を手掛ける343インダストリーズの代表であるボニー・ロスが退社を発表している。
2007年の会社設立以来、ボニー・ロスは343インダストリーズと共に歩んできたが、「家族の健康上の問題」を理由に退社することを明らかにしており、次のように述べている。
「『ヘイロー・インフィニット』、『ヘイロー:ザ・マスターチーフ・コレクション』、ドラマシリーズ版『ヘイロー』など、343インダストリーズでの皆さんの業績をとても誇りに感じています。この15年間、チームと共に働き、大好きなヘイロー・ユニヴァースの一部となれたことを光栄に思います」
「ヘイロー・コミュニティの皆さん、ご支援ありがとうございます。『ヘイロー』の未来は明るいです。皆さんに私たちの作品をプレイしていただける日が待ち遠しいです。10月に開催される『ヘイロー・ワールド・チャンピオンシップ』では皆さんと一緒に、いちファンとして試合を応援しようと思います!」
ボニー・ロスは343インダストリーズを設立するまで、『ギアーズ・オブ・ウォー』、『アラン・ウェイク』、『マスエフェクト』などのシリーズ作品の開発に携わっていた。また、『ヘイロー』シリーズを生み出したバンジーがマイクロソフトから独立した後は同シリーズのビジョンを描き指揮する役割を担った。
マイクロソフトが『ウィンドウズ・セントラル』で公開した記事によると、ボニー・ロスの退社に伴って343インダストリーズ内では幹部らの人事異動が予定されている。制作部門の責任者であるピエール・ヒンツェはボニー・ロスの後任として同社の代表に即時就任し、『ヘイロー・インフィニット』、『ヘイロー:ザ・マスターチーフ・コレクション』、そして今後発売されるゲームの開発で指揮を執る予定となっている。
また、シニア・リーダーシップ・チームも拡大予定となっており、マーケティング部門責任者のブライアン・コスキは『ヘイロー』シリーズのゼネラル・マネージャーを、エリザベス・ヴァン・ヴィックはビジネス部門とオペレーション部門の統括を引き継ぐことになる。
343インダストリーズは最近、『ヘイロー・インフィニット』での「画面分割Co-opモード」導入の中止に加えて、ファン待望のベータ版「フォージ・モード」導入を9月から11月8日まで延期すると発表したことで炎上しており、苦境に立たされている。
その他のニュースとして、9月13日に配信された「ニンテンドーダイレクト 2022.9.13」では、今後発売される多数のNintendo Switch向けタイトルの情報が公開されている。
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