仏フォーカス・エンターテインメントがマルチプレイヤー・シューティング・ゲーム『ヴェルダン』や『タンネンベルク』の開発で知られるオランダのブラックミル・ゲームズを買収したことが明らかとなっている。
フォーカス・エンターテインメントは『イーヴィル・ウェスト』、『プレイグテイル:レクイエム』、『エイリアン:ファイアーチーム・エリート』などの販売を手掛けている。また、ブラックミル・ゲームズは第1次世界大戦期を舞台としたWW1シューティング・ゲーム シリーズの『ヴェルダン』や『タンネンベルク』を開発しており、最新作『イゾンツォ』が9月13日にリリースされている。
今回の買収を受けてフォーカス・エンターテインメントは、ブラックミル・ゲームズは社名を変更せず、引き続き『ヴェルダン』と『タンネンベルク』を開発すると発表している。フォーカス・エンターテインメントの最高経営責任者であるクリストフ・ノビローは、ブラックミル・ゲームズの買収について「才能の連合体に素晴らしい仲間が加わった」と述べている。
クリストフ・ノビローは次のように続けている。「ブラックミル・ゲームズはすでに強力なDNAと個性を世に示しており、第1次世界大戦期を舞台としたシューティング・ゲームを代表する『ヴェルダン』と『タンネンベルク』で、没入感のある本格的でリアルなマルチプレイヤーFPSゲーム体験を提供するエキスパートであることを証明しています。ヨース・ホーべ氏や彼のチームと共に開発に取り組めるのを楽しみにしています。そして、当社は画期的なゲーム体験を提供し続けます」
一方、ブラックミル・ゲームズの最高経営責任者であるヨース・ホーベはフォーカス・エンターテインメントへの加入は「『イゾンツォ』の可能性を最大限に引き出せる」と述べている。
「『ヴェルダン』と『タンネンベルク』において、フォーカス・エンターテインメントがFPSジャンルで築いてきた実績が活かされるのは間違いありません。当社が手掛けるゲームのファンの皆さんは過去10年にわたって『ヴェルダン』と『タンネンベルク』でお届けしてきた我々の献身と情熱の水準が、『イゾンツォ』とこのパートナーシップによってさらに高まることをご期待ください」
今年2月、フォーカス・インタラクティヴは『メタル・スラッグ・タクティクス』を手掛けたレイキ・スタジオを買収している。当時、クリストフ・ノビローは「当社グループを目標達成に向けて支え、成長させられる新たな才能を常に探しています」と述べている。
その他のニュースとして、ユービーアイソフトが公開した新作『アサシン クリード コードネーム ヘクセ』の最新トレイラー動画について、動画に隠された「謎」がファンによって解き明かされており、本作は16世紀のドイツの魔女狩りがテーマになると見られている。
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