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ツイッチの「ホスト・モード」について「配信チャンネルの成長を妨げる」ことを理由に10月3日に廃止すると発表されている。

2014年に導入された「ホスト・モード」は配信者がオフライン時に別の配信者のライヴ配信を自分のチャンネルで配信できる機能となっている。

ツイッチ公式サイトの「ホスト・モードの使い方」というページでは、次のように説明されている。「2014年にホスト・モードを導入したのはストリーマーが他の人の配信を視聴者と共有するためでした。導入時には配信者が自分の視聴者に別の配信者を紹介し、ファンやフォロワーを獲得したいという要望があり、それを可能にする機能を導入しました」

ホスト機能を廃止する理由については次のように書かれている。「この機能を廃止する理由は、この機能を使っても視聴者がツイッチに求めている体験を得られなかったからです。視聴者はストリーマーとライヴで交流したいと望んでいますが、ホスト・モードはその妨げになっています。このため、ストリーマーと新しい視聴者が上手くつながれず、チャンネルの成長機会が下がることになります」

さらに、ホスト・モードで表示するチャンネルを自動設定できる「自動ホスト」機能については10月3日以降に「おすすめのチャンネル」という機能に変更され、配信者は「自分がオフラインの間に、自分のチャンネルで別の人の配信をおすすめします。おすすめした別の人がライヴ配信を行っていると、ページ上部に動画が配信されます。また、配信者がオフライン時にチャンネルページの下部にあるストリーマーシェルフ内で『おすすめチャンネル』を表示できます」

さらに、ツイッチは「レイド(Raid)機能」を使って他の配信者を視聴者に紹介したり、自分の配信を見ている視聴者を別のチャンネルに移動させて、配信者同士が協力し合うことを推奨している。「ホスト・モード」の説明ページには「配信者が別の配信者の成長を支援するのに最も効果的な方法は、ライヴ配信中に自分の視聴者に別の配信者を紹介することです」と書かれている。

しかし、ツイッチ・ユーザーは「ホスト・モード」の廃止に不満の声をあげている。「Dreggas13」は次のようにツイートしている。「ツイッチで(新しい配信者を見つけるのに)めっちゃ使えるホスト・モードが削除されるらしい。誰も削除してくれなんて言ってないですが」 さらに「Azezra_」は次のようにツイートしている。「さっきツイッチからホスト・モードが削除されるというニュースを聞きました。これだけは言わせてください。今まで誰かが私のチャンネルをホストしてくれるたびに、とっても嬉しかったです。ホスト機能は無料で配信者をサポートできる素晴らしい機能だったのに、なくなるなんて残念です」

その他のニュースとして、ツイッチ最大のフォロワー数を誇るストリーマーのニンジャが「活動休止」を発表している。

8月下旬、ツイッチはストリーマーが他のプラットフォームでも配信できるようにパートナー排他契約を変更し、契約内容に柔軟性を持たせている。

さらに、ツイッチ・ストリーマーであるポキメインが、ツイッチでの活動を控えてTikTokやインスタグラムといった他のソーシャルメディアを中心に活動していくと伝えている。

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